■ 薪で森林浴? by富良野のオダジー 2008年01月30日(水)

  62,769 byte今日のフォーラムフラノは定休日。
私は朝から出社していたが、昼頃知り合いの方(女性)が友達と食事に来てくれた。
この方たちは、先日“昼のパーティー”をしてくれたメンバーだ。知人が友人を指差して「この人、アレ以来何度もお店に来ているのよ」と、うれしいお言葉。
パーティーをやってもらうと、満足してくれたのか、内心ドキドキしているので、気に入ってくれたのは大変うれしい。
定休日じゃないときに、また来てくれると言ってくれた。「お待ちしていま〜す!」
写真は、私の車に積んでいる薪。この時期はストーブで毎日薪を燃やしているので、ほぼ毎日薪を運んでいる。いつも多めに車に積むので、店内に置けない薪はそのまま車に積んでおく。
運転していると、薪の匂いがかすかにする。もちろん、嫌な匂いではない。
これって、ちょっとした森林浴じゃないですか?(柳原可奈子の口調が浮かんできたのは、わたしだけ〜)
 

■ またしても、マイナス20度超え by富良野のオダジー 2008年01月26日(土)

  59,867 byte今日の富良野は、またしてもマイナス20度を超えた。あぁ、寒い!
たまたま朝のテレビで、南の島を紹介していた。出掛けの時間なので、「暖かそうで、のんびりしていて、いいなぁ」と言いながら、ストーブの前で温めてくれた長靴を持って、玄関に向かおうとした。
ニュージーランド・・・、ラロトンガ島・・・、と聞こえたので、立ったままテレビに釘付けになった。
オーストラリアとかニュージーランドには、敏感なのだ。やはり、富良野に大勢来てくれる海外のお客さんの国のことは気になる。
水代わりにヤシの実、島民の誰でもが持っているプライベートビーチ、一年間の家賃が7000円などに反応し、「第一、半袖のシャツと短パンさえあれば、着る物だっていらない!」と、独り言のような、ちょっと誰かに訴えかけるような、とにかくそんな言葉が口から出た。
タートルネックにセーター、ジャケット、コート、それでも寒いのにッ!
朝から、哲学的なテーマ「人間の生き方」を考えさせられた。この厳寒の中、あくせくして働いている私はなんなんだろう。寒さを乗り切るだけで、相当なエネルギーを使う。
写真は、そんなことを考えながら撮った、マイナス20度の富良野のだ。あぁ、寒い!
 

■ 富良野はいい天気! by富良野のオダジー 2008年01月25日(金)

  52,820 byte日本列島、昨日は大荒れだったようだが、富良野はちょっと風が強いぐらいだった。
夜のテレビを見ると、雪と強風の映像が写って、今日も注意が必要と言っていたが、写真のように富良野はいい天気だ。
昨年の暮れに、もの凄い強風が吹いて驚いたが、今年に入ってからは意外と穏やかな日が多いような気がする。なぜ、“気がする”なのかというと、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、最近特に何でもかんでもすぐ忘れてしまうからだ。
数年前までは、忘れたことの“片鱗”はなんとか憶えていたが、最近は“跡形もなく”忘れる。
「絶対に言ってない!」「言いました!」「オレの頭にないことを言うはずがない!」「言いました!」ということになる。結局、最後は「言ったかもしれないなぁ」になってしまう。
でも、たいていは最後まで「言ってない!」でつっぱっている。
まあ、いらんことは言わないことだ、ね。
 

■ オフィスフラノのホームページ、リニュアル by富良野のオダジー 2008年01月22日(火)

  85,263 byte今日からオフィスフラノHPのトップページが新しくなった。
今まで、継ぎ足し、継ぎ足しで増やしていったものを、ちょっと整理して、見やすくした。
ホームページは、ビジネスを広げるツールとして、ますます重要になってくると思う。
お店のPR、インターネットショップとしての事業拡大など、その可能性は無限だ。
オフィスフラノは、ホームページ制作の仕事も受注していることもあって、色々なことに挑戦したいと思っている。
今までも、「オダジーのワイワイ日記」でブログ的なことを、「イー・ショップふらの」でインターネットショップを、また、ムービーで「フォーラムフラノ」を紹介したりしている。
まだまだ、やれることはいっぱいあるので、これからもドンドン進めますので、よろしく!
 

■ 今朝の写真、その3 by富良野のオダジー 2008年01月19日(土)

  32,065 byte今日のワイワイ日記を書いている時に、オージーのご夫婦が来た。
私も事務所を出て話を聞いたのだが、ふらのチーズ工房に行きたいらしい。何キロあるのか、歩いて何分かかるのか、聞いてくる。
チーズ工房は歩くとけっこう遠い、しかもマイナス20度の寒さ。今朝、先のワイワイに書いたように神様に会ったような感じで、気分が良かったので、私が車で送りますと、身振りとカタコトの英語で言った。
「それは、わざわざ、申し訳ない。そんな、大丈夫、歩いて行きます」みたいなことを言っていると思うが、かまわずコートを持ってきて、キーを見せた。
オージーご夫妻は“観念して”付いてきた。
途中で、「昨日のラクレットは美味しかった」と旦那さん。はぁ、私は気が付かない。「パンプキンパイは、子供たちが大喜びした」。ここで気付いた。
昨日の夜、親子4人のオージー家族が、夕食に来てくれて、ラクレットグリルを頼んでくれた。最後に、デザートでかぼちゃのパイを出したのだが、子供たちの分2つを追加されたのだ。
昨日、その話で、「オージーはかぼちゃパイ好きで良かったね」と厨房で盛り上った。
私は、すかさず「ハンド・メイド」「マイ・ワイフ」と断片的な英語で、返事した。
私は昨日来てくれたお客さんとは知らずに、なんとなくチーズ工場まで送っていこうと思ったのに・・・。
やはり、今日は神様と会えたからかなぁ・・・。
 

■ 神様に感謝して by富良野のオダジー 2008年01月19日(土)

  31,969 byte今朝撮った写真、その2。  

■ 富良野マイナス27度 by富良野のオダジー 2008年01月19日(土)

  23,403 byte今朝、蒲団から出た瞬間には、それほど「寒いッ!」というほどではなかった。
二階から茶の間(今はリビングというのか?)に下りて、「今日、何度だった?」と妻に聞いたら、「マイナス27度だって」という返事。
「なんだ、今日が一番寒いんだ」
ここ三日間はマイナス20度を超えている。起きた時に、それほどとは思わなかったのは、身体がマイナス20度に慣れたせいかもしれない。わたしは意外と適応性がある(ちょっと自慢!?)。
会社に来てから、 「Yahoo!天気情報」で、チェックすると、午前三時マイナス28度と出ている。今シーズン一番の寒さということだ。
写真は、この寒さなら、空知川がきれいだろうと寄ってみたら、驚いた。通い慣れた場所なのに、私が思っていたより、ずっと素晴らしかった。
写真を撮りながら、「こりゃ、スゴイ!」を連発した。ついには、あまりの美しさに、神様に感謝した。
寒さのために、川から靄(もや)がたちこめ、青い空と白い樹氷、真っ白い雪原、空知川、そして遠くに山並みだけが、目の前にあった。つまり写って欲しくないものすべてを靄が隠してくれたのだ。
“撮り放題”だった。わずか10分程度の撮影時間に、135枚撮った。
正に、夢のときだった。
“夢のとき”は、写真家の那須野ゆたかさんと私が一緒に仕事をするときの大きなテーマだ。
富良野と海外の作品で作った写真集 「夢のとき」も出版している。
今日は朝から、神様に会えたような気がしてるので、テンションが異様に高い。
気分良く、一日が過ごせそうだ。
 

■ ガンバロゥ〜ネッ! by富良野のオダジー 2008年01月18日(金)

  28,294 byte今日もマイナス20度ぐらいになったと思う。寒い!
昨日の夜、久し振りに仲間と酒を飲んだ。
二次会も含め5時間ぐらい、テンション上がりっぱなしのオダジーは、おそらく顰蹙(ひんしゅく)ものだったろう。
自分でも「オイ、オイ、もうその辺でやめとけよ」という内なる声はあったのだが、“そんなの関係ない!”とばかりにしゃべりまくった。
もうそろそろお開きになる頃、私が「まあ、色々あるけど、みんなで頑張ろーね」と締めっぽいことを言った。酔っ払った勢いもあって、その言い方が大げさな抑揚をつけて、「ガンバロゥ〜ネッ!」になった。
フッと、この言い方いいねぇと思い、「ガンバロゥ〜ネッ!」、「ガンバロゥ〜ネッ!」、「ガンバロゥ〜ネッ!」と連呼した。
これって、日本語と言うより、イタリア語の感覚だ。そうだ、ミネストローネ(minestrone)と同じ響きだ。
横文字で書くと「ganbarone」だ。
写真は、昨日撮影したもので、マイナス20度に包まれた富良野の街だ。
東京などの都会に住んでいる人から見れば、架空の「おとぎの国」のようだと思うかもしれない。
でも、オダジーはここに実在し、たまに酔っ払い、「ガンバロゥ〜ネッ!」を連呼している。
みなさん! ガンバロゥ〜ネッ!
 

■ 富良野はシバレタべぇ。 by富良野のオダジー 2008年01月17日(木)

  31,678 byte今日の富良野はマイナス20度を超えた。外に出た瞬間、凍りついた。
これだけシバレタ日は天気が良い。大気の汚れは凍ってしまい、真っ白い雪と青空だけの世界になった。
会社に行く前に、寄り道をして、写真を撮った。ほんの2、3分、車の外に出るだけなのに、手がかじかんだ。
上の左は十勝岳、右は芦別岳、下のは鳥沼公園。
この世のものとは思えぬ、なんと表現したらよいのか分からない、素晴らしい富良野の風景だ。
それにしても、ああ、寒い!
 

■ 「プレジデント・プレイズ・ウイズ・ジ・オスカー・ピーターソン」 by富良野のオダジー 2008年01月16日(水)

  40,569 byte今日、フォーラムフラノは定休日。別に、店がオープンしているからといって、私の仕事のペースは変わらないのだが、やはり、気分的にはリラックスする。朝から気持ちよく、朝食をとりながら「プレジデント・プレイズ・ウイズ・ジ・オスカー・ピーターソン」を聞いた。
プレジデントこと、テナー・サックスのレスター・ヤングが大好きだ。ちょっと古い人で、1930年代から1940年の中頃が絶頂期と言われている。ジャズの巨人。1959年に亡くなっている。
テナー・サックスと言えば、男らしい楽器の代表で、太くて、たくましい音がたまらない。私もテナー・サックスの父として知られるコールマン・ホーキンスやソニー・ロリンズのような豪快なテナーも好きだ。でも、レスター・ヤングの凄さは、みんながコールマン・ホーキンスのように吹こうとしていた時に、まったく違う音を出していた。繊細で、リリシズムがあり、洗練された音、今で言う、癒し系の音。
モダンジャズは1940年代にはじまり、1950年の終わりごろから1960年代の始めごろに絶頂を迎えると思っているが、レスター・ヤングはモダンジャズのサックスに多大な影響を与える。つまり、レスター・ヤングは1930年代から新しい感覚の音で演奏していたのだ。
私はアルト・サックスのアート・ペッパー経由で、レスター・ヤングに辿り着いた。おそらく、アート・ペッパーのリリシズムの“謎”を調べているうちに、レスター・ヤングに出会ったのだろう。
レスター・ヤングで一番好きなアルバムは「プレス・アンド・テディ」。もしレスター・ヤングを最初に買うのだったら、こちらの方が良いと思う。私のジャズベスト30ぐらいなら、この「プレス・アンド・テディ」は入ります。
「プレジデント・プレイズ・ウイズ・ジ・オスカー・ピーターソン」についてだが、このCDは最近買った。昔から知っていたのだが、ジャズの本で紹介される記事が、「絶頂期とは比較できない演奏」「往年の閃きがない演奏」など、散々なので二の足を踏んでいたが、買ってよかった。
いくら1930、40年代の演奏が絶頂期でも、レコードの録音技術や当時の演奏感覚がしっくりこない。現在の感覚で聞いても違和感がない録音は、1950年以降だと思う。この時期以降のジャズで、現在にも通用するか、しないかは、正に演奏の良し悪しで決まる。良い演奏だと、今も、これから先の時代でも聞き継がれていくと思う。
「プレジデント・プレイズ・ウイズ・ジ・オスカー・ピーターソン」の録音は1952年で、普通の感覚で聞けた。レスター・ヤングの演奏も、私にしたら「何か、文句ありますか?」という感じだ。
もちろん、批評している人がレスター・ヤングを敬愛しているがための酷評だとは知っているが・・・。
 


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