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昨日、「オダジーのオフィスフラノ不動産新聞Vol.3」を富良野全域に新聞折り込みをした。 早速、何件か連絡をいただきました。インターネットは有力な広告媒体だが、“紙”媒体もまだまだ健在なのだ。もちろん、チラシを見てからインターネットで調べるパターンが多いと思うので、やはり、メディアミックスが重要だと思う。 今回は、私が入っている、札幌の不動産マーケティング「志田真郷塾」の志田先生の助言もあって、富良野の不動産に関するエッセイ?も巻頭に書きました(下記に掲載)。 プレッシャーはありましたが、志田先生にもチェックしていだだけたので、少しは気が楽になりました。今後も、この形を続けようと思っているので、頑張ります!
●タイトル オダジーが調べる・考える・伝える 「富良野の不動産あれこれ」 ●小タイトル 第1回 富良野市の地価について ●本文 富良野市の地価公示(公示価格)の調査地点(標準地)は、末広町16-7(住宅地)、南麻町6-10(住宅地)、日の出町7-3(商業地)の3地点です。 2015年の公示価格を見てみると、末広町16-7は24,400円/uで2013年から横ばい。南麻町6-10は17,000円/uで2010年から横ばい。日の出町7-3は33,000円/uで1994年の123,000円/uをピークに下落が続いています。ちなみに、2014年は33,500円/uなので、2015年は1.49%下落したことになります。 公示価格とは別に、基準地価があります。価格の性質や目的、評価方法などは公示価格とほぼ同様ですが、大きく異なるのは価格時点(基準日)です。 基準地価が7月1日で、公示価格は1月1日です。それと調査の主体が基準地価は都道府県で、公示価格は国になります。富良野市の基準地価の調査地点(基準地)は、桂木町4-84、北の峰町11-21、扇町10-15、幸町7-28の4地点です。 2014年(2015年は未発表)の基準地価を見ますと、桂木町4-84は19,700円/uで2012年から横ばい。北の峰町11-21は17,500円/uで2012年から横ばい。扇町10-15は15,700円/uで1999年から下落が続いています。 この中で特筆すべきは、幸町7-28です。他地点が軒並み横ばい、下落なのに対して、2013年の38,300円から1.83%上昇し、39,000円/uになっています。 幸町7-28は、2010年4月にオープンした「フラノマルシェ」(幸町13-1)のすぐ近く。この地区の地価の上昇はフラノマルシェを中心とした、中心市街地再開発事業の影響が大きいと思います。 魅力が上がったから地価も上昇したのだと考えられます。 中心市街地の魅力アップはうれしいことですが、富良野の魅力は、市街地周辺の自然豊かな住宅街、富良野スキー場を擁する北の峰・御料地区、「北の国から」の麓郷地区、芦別岳を間近に望む山部地区、美しい丘陵の東山・西達布地区など色々あります。 地価を上げるのは容易ではありませんが、各地域の特徴を活かし、その魅力をもっともっと高めたなら、富良野全体の地価も上がる方向に向かうように思います。 |
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