■ 勝手に私のベスト5!最終回 byオダジー 2007年05月26日(土)

  45,466 byteラジオふらの開局以来続けていた「勝手に私のベスト5!」が来週の月曜日で最終回を迎える。
数えてみると、全部で134回の放送になる。すごい!
2004年11月8日が第一回目で、その時の私のテーマは「ああ、ジャズってイイねえ、と言われると思うベスト10!」。どういう訳か、最初からベスト5!ではなく、ベスト10!といういい加減さ。
おそらく、選んでいるうちに5曲に絞れなくて、「まあ、いいや、ベスト10!にしちゃえッ」のノリで決めたんだと思う。
さて、最終回のテーマだが、やはりジャズにしようと思う。タイトルはそのままズバリ、「私の好きなジャズベスト5!」。
5位は「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」からユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ 、4位は「サキソフォン・コロッサス」から セント・トーマス 、3位は「レフト・アローン」からレフト・アローン、2位は「プレス・アンド・テディ」からオール・オブ・ミー、そして1位はやっぱりジョン・コルトレーンを選んだ。悩んだ末、私が最初に買ったジャズレコードの「ジャイアント・ステップス」からジャイアント・ステップス。
この5枚は、大好きでもあるが、よくも聞いた。これからジャズを聞こうとする人にもおすすめだ。
ジャズファンで、この5枚を通らない人は一人もいない。断言する。いない!
どんな番組になるか分からないが、私も楽しみだ。このベスト5!に感謝しつつ、ジャズにも感謝しつつ、終わりたいと思う。
でも、またジャズを中心とした新しい番組もやってみたいので、次のチャンスを虎視眈々と狙っては、いる。
 

■ 鳴雪「光(HIKARI)」 byオダジー 2007年05月25日(金)

  35,572 byte今回、麓郷の森に展示するために書いてくれた作品の中に、この「光(HIKARI)」があった。
初めて見たときは、「あぁ、光も書いてくれたんだ」ぐらいの軽い感慨しかなかった。
それは、新しい麓郷の森「鳴雪・書Tシャツ」が出来上がった後だったので、気持ちとしては、一段落していたからだと思う。
麓郷の森には、Tシャツになった文字だけを展示したので、光(HIKARI)はフォーラムフラノに飾ってあった。
それで、毎日、目にしているうちに、だんだん心に染みてきた。他の書にも感じることだが、鳴雪の書を見ているとなんとなく癒されるのだ。
鳴雪が大変な思いをして、50年間も打ち込んできた書が、結果として、見る人を優しい気持ちにさせるのは、不思議な気がする。
アート、芸術の不思議だ。
作る人が、とんでもない苦労や辛い経験をして、やっと作り上げた作品が、見る人にとっては、それとは対極の感情である、優しい気持ちや、癒された気持ちになる。
言ってしまえば、芸術家は自分の人生や命と引き換えに、見る人たちに幸福を与える。
なんか、知ったかぶりのオダジーが出てしまった。それより、光(HIKARI)の書Tシャツを早く作ろう!
 

■ 第39回北海へそ祭りポスター byオダジー 2007年05月24日(木)

  60,135 byte街のあちこちに、第39回北海へそ祭りポスターが貼られだした。
私としては、まだか、まだか、と待っていた。何故なら、今年のポスターは我がオフィスフラノで制作したからだ。
北海へそ祭りのポスターは、実行委員会主催のコンペで決まる。オフィスフラノも毎年エントリーしている。決まるときもあれば、落選するときもある。
ここ2年は残念ながら他社のデザインに決まっていた。
2004年には、絵本作家のかさいまりさんに描いてもらった、動物たちがへそ踊りを踊っているデザインが採用された。今回の採用は、それ以来ということになる。これで五回目だ。
さて、今年のデザインだが、麓郷の森「鳴雪・書Tシャツ」の村田鳴雪に書いていただいた「絆(KIZUNA)」という文字をメインにした。
デザインをしたのは我社専属デザイナー・高橋浩美さん。
絆は、北海へそ祭りの大きなテーマである、「母と子の絆」を意識した。
どうでしょうか? 富良野が誇るユニークな北海へそ祭りのイメージに筆文字がぴったりだと思いませんか? (自画自賛!)
ともあれ、7月28日、29日に開催される、北海へそ祭りが今年も大勢の市民や観光客で賑わい、大成功することを願います。そして、ポスターの評判もいいことを・・・。
 

■ 麓郷の森、あっ、木が倒れそう! byオダジー 2007年05月22日(火)

  72,887 byte一昨日の日曜日の朝一番に、麓郷の森からフォーラムフラノに電話がかかってきた。
なんとなく、リラックスしていた私に、「大変だ! 木が倒れそう!」と慌てている様子。
相手が慌てている時には、こちらは平静を装うのが、得策だと“学習”しているので、「あっ、そう、分かったこれから、そっちに行くわ」と事務的に答える。
先日修理しておいたチェーンソーを車に積んで、軽い気持ちで向かった。
麓郷の森に着いて、驚いた。根が半分めくれていて、今にも倒れそうだ。木の種類はカラマツだが、私が想像していたより、かなり大きい。
チェーンソーで、ババッと切ればおしまい、のノリで来たのに、“シロウト”には危険だし、出来そうにない。
これは、プロに頼んで切ってもらうしかないと、何人かの人に聞いてみたが、日曜日ということもあり、すぐには見つかりそうもなかった。
強い風もけっこう吹いている。倒れる方向によっては、電線を切る可能性がある。第一、お客さんに向かって倒れる恐れだってある。
けっこう、追い詰められた。打つ手がない!
色々考えた末、木の根元に麓郷の森にある小型のブルトーザーのバケットを置いて、重しにしたら倒れないのではと思った。これが意外とヒットだった。これで、すぐには倒れないようになった。
お客さんが近づけないようにロープを張り、みんなに注意して見ていてねと頼んで、私はひとまず、フォーラムフラノに戻った。
それから、ずっと一日、どうしょうか、考えていた。やはり、プロに頼むしかないか・・・。突然パッと、ひらめいた。
「長い二段梯子で、なるべく木の高いところにロープをかけて、ブルトーザーで引っ張って、倒せば・・・」思い浮かべると、出来そうな気がした。
麓郷の森がクローズする、その日の午後6時過ぎから、作業を始めた。
結果は写真の通り、無事に終わり、倒れた木はチェーンソーで切って、片付けた。
ちなみに、ブルトーザーを運転して、木を引っ張り倒したのは、妻のゆきえです。
残念ながら、私は運転したことがない!?
 

■ ジェットコースターの路 byオダジー 2007年05月20日(日)

  52,404 byte今日の富良野は、さわやかに晴れ上がった。
一昨日から富良野に来ていた姉夫婦が、今日東京に戻った。久し振りの帰省に両親は大喜びで歓迎していた。私も、その「お裾分け」で美味しいものを色々と食べた。
一昨日のワイワイ日記にも書いたが、旭川空港に迎えに行った時と同じように、「ジェットコースターの路」を通って、送ってきた。
写真は、そのジェットコースターの路。どうでしょうか?
けっこう、圧巻でしょう。
この路の両側の景色も素晴らしく、四季を通して、堪能できます。冬は、一部不通になります。
 

■ 「ジャズ・アット・マッセイ・ホール~フロム・オリジナル・レコーディングス」 byオダジー 2007年05月19日(土)

  53,801 byte昨日のベニー・カーターの話の続きみたいになるが、「ジャズ・アット・マッセイ・ホール~フロム・オリジナル・レコーディングス」も、知ってはいたが、“ちゃんと”聞いていなかった種類のCDだ。
1953年録音のこのCDも廉価版でなんと! 1,000円。ビクターから発売されている。おそらく、1,000円シリーズにリストアップされていなければ、このCDは一生聞くことはなかったと思う。
偉そうに言うと、常々、私は出会うものは、すべて「縁」だと思っている。人だって、美味しい食べ物だって、アートだって、ジャズだって。
「ジャズ・アット・マッセイ・ホール~フロム・オリジナル・レコーディングス」とは縁があったのだ。廉価版ということはあくまでもキッカケであって、出会うべくして、出会っているのだ。ああ、有難い!
かけた瞬間から、「おののいた」(漢字は戦いた、慄いた、どちらでも良いみたいだ)。チャーリー・パーカーのアルト・サックスの音にまず驚いた。ディジー・ガレスピーのトランペットの音が輝いている。
リズムセクションがまた凄い! ピアノがバド・パウエル、ベースがチャーリー・ミンガス、ドラムがマックス・ローチ。一曲目のマックス・ローチのドラムソロで、私は完全にノックアウトされた。
ジャズファンなら、先刻承知のスケの、有名なCDなので、「なにを今更」と軽蔑の目で見ると思うけれど、縁がなければ、目の前にあっても気付かないのだ。いや、聞いていても気付かないのだ。
写真は、むぎ焼酎「いいちこ」のポスター風に撮ってみました。真ん中の下のほうに、CDが写っている。
目の前の山の風景を見ながら聞くジャズは、やはり心に染みるのでしょうか?
 

■ ベニー・カーター「スインギン・ザ・トゥエンティーズ」 byオダジー 2007年05月18日(金)

  90,367 byte私の姉夫婦が富良野に来ることになり、今日、旭川空港まで迎えに行った。
旭川空港までは、冬にも紹介したが、「ジェットコースターの路」をいつも通る。この道は、地図に真っ直ぐ線を引いて、そのまま真っ直ぐな道を作りました、といういかにも北海道ならではの道だ。
そこを車で走りながら、アルト・サックスのベニー・カーターの「スインギン・ザ・トゥエンティーズ」を聞いた。
これがイイ。1958年録音で、「1920年代にヒットした名曲をモダンでスインギーなスタイルのジャズとして甦らせた」CDだ。
ベニー・カーターの名前はもちろん知っているが、“ちゃんと”聞いたことがなかった。
おそらく、全盛期といわれる時期はもっと前で、ベニー・カーターのベスト盤はこれだ、みたいなCDは他にあるだろうが、このCDの演奏を聞いていると、私の好きなアルトサックス、例えばアート・ペッパーなんかも、影響を受けているだろうなと思った。
ベニー・カーターを聞いていると、長い歴史があってはじめて、私の好きなジャズが出来上がったということが分かる。
モダンジャズの前に活躍した、コールマン・ホーキンス、レスター・ヤング、ベン・ウェブスターはもとより、名前だけは知っているがあまり聞いたことがない古いミュージシャンをちゃんと聞きたくなった。
このCDは、ユニバーサルクラシックが発売している1,100円シリーズのものだ。値段につられて買ってしまったのだが、大当たりだった。こういうCDに当たると、また色々欲しくなる。
特に最近は、このような廉価版が各社から沢山出ているので、あれも、これも、と迷ってしまう。
写真の桜の木は、旭川空港に迎えに行く途中にちょっと立ち寄った、龍さんの家のすぐ手前に咲いていたものだ。
今年は桜を色々見たが、白樺と桜の組み合わせは気に入っていたので、ついついシャッターを切ってしまった。
 

■ 麓郷街道の桜並木 byオダジー 2007年05月17日(木)

  88,531 byte「麓郷の森」へ行く途中、麓郷街道の道路沿いに桜並木がある。この時期、通るたびに私の目を楽しませてくれる。
「北の国から」のロケ地が麓郷地区に沢山あるが、ロケ地を訪れる観光客の方も喜んでいると思う。
この麓郷街道は、秋の紅葉、冬の雪景色もとても綺麗なので、季節ごとにこれからご紹介します。
お楽しみに!
 

■ 美瑛のショットバー「HERMIT」 byオダジー 2007年05月16日(水)

  34,018 byte昨日、フォーラムフラノを締めてから、ゆきえ(妻)と二人で美瑛に向かった。
目的の場所は、ショットバー「HERMIT」。
HERMITって? 意味をちょっと調べてみた。
隠者(いんじゃ)、隠遁者(いんとんしゃ)、世捨て人(よすてびと)とある。
着いた店は、道から少し奥まったところにあった。正にHERMITの名に相応しい、HERMITがやっている店、そんな感じだった。
初対面のオーナー・荒井啓史さんを勝手に想像していた。カクテル作りの名人と聞いていたから、尚更かもしれないが、気難しくて、無口で、良く言えばスマートな職人、悪く言えばこちらの方言「いいふりこきのがんべたかり」の人。
「いいふりこきのがんべたかり」を説明するのは難しい。まぁ、簡単に言うと、「カッコはつけているが、サマになっていない、センスの悪い奴」ぐらいな意味かな?
しかしである、荒井さんは私が想像していた人とは違っていた(違っていたから、書けるのだが・・・)。
そんなにべらべらしゃべらないが、気さくで、親しみやすい感じだった。カウンター越しに仕事振りを見ていたが、荒井さんは仕事にこだわってはいるが、それを人に押し付けないタイプの人だと思った(私の人物評はけっこう当たる。と思う)。
まず私は、「荒井さんのおすすめのカクテルをお願いします」と頼んだ。そして、出てきたのが「ジン・トニック」。
「カクテルの基本はジン・トニックです。ジン・トニックを美味しく作れるかどうかが、カクテルのすべてなんです」なんて、事もなげに言う。カッコイイ!
カクテルのことなんて何も知らないくせに、納得顔でうなずいて、「えェ〜と、それは、食堂に行って、味噌汁が美味しければ、だいたい何でも美味しいということと、同じですよね」と私。
一瞬、荒井さんは?マークを出したが、「そ、そうですね」と、どこまでも優しい。
あっ、そうだ。私たちがどうして夜遅く、なおかつ疲れてもいるのに、HERMITに行ったかを説明します(どっちでもいいか?)。
フォーラムフラノで働いてくれている「タコちゃん」が、カクテルを習いがてら、週に何回かHERMITを手伝っている。
実は、昨日、私のいないときに、荒井さんがフォーラムフラノに来てくれた。その話をタコちゃんから聞いた時、一度HERMITに行ってみたいと私が言ったら、ちょうど夜に手伝いに行くという。「じゃ行こうか!」ということになった。
フォーラムフラノでも、近々メニューとして、カクテルを出そうとタコちゃんと相談している。これも、乞うご期待なのだ。
ちなみに、昨日、HERMITで龍さんご夫婦も、合流してくれた。龍さんとの話も面白かったが、それはまた後で・・・。
 

■ 桜の花が満開! byオダジー 2007年05月15日(火)

  67,753 byte富良野の桜も、満開だ。
写真は、フォーラムフラノのすぐ近く「なまこ山」を空知川の土手から撮ったものだ。
どうでしょうか、沢山の桜が咲き誇っているでしょう。
私たちの子供の頃は、「花見」が年中行事の重要な位置を占めていた。
みんな桜の花の下に、ゴザを敷いて、ジンギスカン鍋を囲んで大騒ぎをしていた。
今も、盛り上っている人はいるでしょうが、昔のような感じはない。
あの頃からみたら今の方が、色々な意味で豊かなはずなのに、逆に花見をする余裕がなくなっているように思う。
昔は楽しみが少なかったからとも言えるが、ちょっと寂しい気がする。なんて書いている私も、少なくても20年は花見をしていない。ああ、忙しい!
 


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