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チック・コリアが聞きたくて、チャンスを待っていたが、やっと今日、聞いている。うれしい! チック・コリアと言えば、沢山レコードもCDも持っているが、聞くとなったら、いずれもレコードのマイ・スパニッシュ・ハートとナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブスになる。 実は先日、聞こうと思って、ピックアップはしていた。その時に、ザ・コンプリート・コンサートが一緒にあった。なんと、Box4枚組! ちょっと見ると、Boxとレコードが入っているビニールの袋に、黒カビが付いていた。 慌てて、ティッシュペーパーで拭き取った。幸い、レコード盤には被害が広がってなくて、一安心した。 それで、それを聞くことにした。おそらく5年振りとか、10年振りとかの単位だと思う。 1977年のライブ録音なので、リアルタイムで買ったと思う。レコード1枚が2,300円していた時代の4枚組ということは、相当したはずだ。 現在販売されているCDを見たら、edit versionも含まれるが、1,389円。まあ、ちょっと悔しい気もするが、りアルタイムで聞けた幸福には変えられない。 録音当時の1970年代後半はフユ―ジョンの全盛期で素晴らしいレコードが数多くある。ジャズのムーブメントとしては最後の黄金期だと思う(オダジーが聞いてきた主なジャズは、スイング→モダン→フリー→フユ―ジョン)。 リターン・トゥ・フォーエバーは、正に一時代を作ったグループだ。勢いというか、力強さというか、当時の先頭を走っていたエネルギーを感じる。 やっぱり、たまに、ちゃんと古い名盤は聞くべきだ。改めて、ジャズの歴史の素晴らしさを実感した。 |
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