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毎月、インターネット富良野(加入しているプロバイダ)から「アクセスカウント集計」がメールで届く。 昨年の12月のアクセスカウントは約13,000で、一昨年が約9,000。なんと4,000も増えている。このアクセスカウントはオフィスフラノのホームページ全体のものだが、おそらく、ワイワイ日記がけっこう“稼いで”いると思う。更新を頻繁にしていると、ヤフーやグーグルの検索に引っかかりやすいからだ。 なのに、ここのところワイワイ日記をあまりアップしていない。 ちょっとしたスランプだ。 まあ、言い訳すると、まわりは雪だらけで、あまり写真にならないことが大きい。春や夏だと、草花が咲いたり、秋だと紅葉などで景色が刻々と変わる。 と、いうことで、久しぶりにジャズの紹介。 アート・ペッパーは私の大好きなアルトサックス奏者。ありがたいことに、廉価版がちょこちょこ発売されるので、持っているアルバムは、レコードも含めてかなりの枚数になった。 写真は、「サーフ・ライド」。私が持っているのは「ディスカバリー」というタイトルのレコード。 録音は1952年、53年、54年で、アート・ペッパーのアルバムとしては初リーダーセッションを含む、記念すべきもの。 一言でいうと、「うまい!」。 「生気溌溂」「新進気鋭」「英姿颯爽」など、どういう訳か四文字熟語で表現したくなる。 でも、初めてアート・ペッパーを聞く方は、「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」から、お願いします。 ペッパーの代表作で、アルバム一枚丸ごといいが、一曲目の「You'd Be So Nice To Come Home To」が素晴らしい。録音は1957年。うまいだけではなく、「ペッパーと言えば、リリシズム(哀愁感?)」の意味がよ〜く理解できる。はず。 以下3枚は、私の個人的かもしれないが、お薦め盤。 「アート・ペッパー・カルテット」は、なんと言っても、ラテンの「ベサメ・ムーチョ」。 「ジ・アート・オブ・ペッパー」は、私が持っているのはレコードで、しかも2枚に分かれている。レコードのライナーノーツに、「アート・ペッパーの幻の垂涎盤ついに登場!」と書いてある。 録音は1958年で、私が買ったのは1970年代だと思う。それが、このCDはレコード2枚分収まって、なおかつ価格も安い。(ずるい!) ここにも有名なラテン・ナンバー「そよ風と私」が入っている。 最後の1枚は、「リヴィング・リジェンド」。 このアルバムは、「15年の沈黙を破った名手アート・ペッパーの再起第1作!」と銘打たれたもので、1975に録音された。ペッパーは、麻薬のために、録音出来ない状態続いていたのだ。 再起後に、沢山アルバムが出ているが、今のところ私が出会った中ではこのアルバムが一番好きだ。 メンバーがすごい。ピアノがハンプトン・ホース、ベースがチャーリー・ヘイデン、ドラムがシェリー・マン。 下記は今まで、アート・ペッパーについて、ワイワイ日記で紹介したもの。 ●アート・ペッパーとモーニングコーヒー ●アート・ペッパー「コンプリート“ゴーイン・ホーム”セッション 」 ●アート・ペッパー「ザ・トリップ」 ●「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」 ● アート・ペッパー「Winter Moon」 |
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