|
今日はさわやかそのものの富良野だった。 今はもう、外に出ると、肌寒い感じだ。 やっと、富良野の“正しい”9月になったようだ。 この寒さのせいだろうか、昨日まで、今頃(午後7時前後)に、バタバタ大きな音をさせて、外灯のまわりを不気味に沢山飛んでいた蛾「クスサン」が、今は一匹(一羽?)もいない。 うれしい! 店に入ったもんなら、大騒ぎだ。すぐに、ハエタタキを持って、やっつけなければならない。 今月に入ってから、侵入されたことが何回かあった。夜になっても暑かったので、窓を閉め切るわけに行かなかった。 クスサンよ、このままいなくなってくれ。お願いします。 蛾の話をもう少し。 「マイマイガ」のことである。 マイマイガはここ2、3年、大量発生した。今年もいることはいたが、昨年、一昨年と比べれば、かなり少なかった。 10年周期で大量発生すると言われていたので、一応周期が終わったと、喜んでいたのも束の間、今度はクスサン。 フォーラムフラノに関しては、クスサンの方がマイマイガより、迷惑度は高かったような気がする。 写真は、昨日、旭川に用事があって、その帰りに撮ったもの。上富良野だ。 クスサン、マイマイガのことを下記に。 ●クスサン(楠蚕、Caligula japonica) ・チョウ目・ヤママユガ科のガの一種。身近に生息する大型の蛾。成虫は開張100mm以上、褐色の大きな翅をもつ。 ●マイマイガ (舞舞蛾、 Lymantria dispar) ・約10年周期で大発生を繰り返す性質があり、その際にすさまじい個体数と旺盛な食欲であらゆる草花、樹木の葉を食い尽くすので森林害虫として非常に有名である。なお、大発生する仕組はよくわかっていない。 ・もともと分布していた地域には寄生バチや病原菌、ウイルスといった天敵がいるため、こうした大発生が起きても自然に治まるが、その仕組みもまた判然としていない。 |
|
|