■ クリスマス by富良野のオダジー 2010年12月25日(土)

  28,730 byteクリスマスである。
富良野は雪がちらつく、ホワイトクリスマス。
昼過ぎに、友人宅に用事があって寄ったら、ケーキが出てきた。
「昨日のクリスマスケーキの余りで、申し訳ないけど・・・」と、奥さん。
「いや〜、昨日クリスマスケーキを食べてないので、うれしいです」と、私。
すると友人が、昨夜、クリスマスケーキが4つも集まって、人にあげたそうで、「お前にあげれば良かった」と、のたまう。(来年は、電話してね)
写真は今朝の出勤途中のもの。
もう雪が積もっているのに、何のためのハウスだろうと思って、撮影した。
近々、誰かに聞いてみようと思う。(知らないことが多いねぇ)
「バチの思想」のメモの続き。
●勝ち抜くための「教訓、知恵、思想」ではなく、負けても生きていける「教訓、知恵、思想」。
・長いものには、巻かれろ。
・とりあえず、金持ち、エライ人には頭をさげろ。
・負けるが勝ち。
・自分が誰かの役に立つポジション(居場所)を探せ。
・出る杭は打たれる。
・調子に乗るな(好事魔多し)。
・頭を下げるのは、タダ。
・すべてうまくいっている人を見たことがない。
子供の頃から、親に言われていたことを考えると、どうも勝ち抜くためのことではなく、負けることが前提のことが多いようだ。
これは、良かったと思っている。
だって、勝ち抜ける確率なんて、ホントに低いからだ。ほとんどの人間は、負けながら、生きていくことになる。
負けても生きていける、「教訓、知恵、思想」の方が必要なのだ。
逆に、それが徹底できると、勝ち抜けることも可能になるような気もする。そういう意味では、負けても、勝っても、どちらにも通用するものなのかもしれない。
 

■ ストーブ by富良野のオダジー 2010年12月23日(木)

  31,735 byteと、いうことで、ストーブに火をつけた。
まあ、炎は、見ていて飽きない。
見ているだけで、ゆったりした気分になれる。
「あっ、そうか!」
煙突掃除モードになったのは、この時間に浸りたかったからか。
そう言えば、ここ何年かは、この時期に、ストーブの炎を見ながら、コーヒーを飲みながら、ジャズを聞きながら、ボッーと外の雪景色を眺めていた。
色々ありながらも、開店前のほんの少しの間、至福の時間を過ごしていたのだ。
あ、良かった。
煙突掃除のお陰で、朝の楽しみが出来た。明日から、早起きをして、早めに、フォーラムフラノに来よう。
「バチの思想」の続きも少し。
バチの思想で言いたいことは、悪いことをしたからバチが当たるので、悪いことは止めましょう、という単純なことではない。
第一、何が悪いことかも分からないし、善悪の絶対的な基準がある訳でもない。いや、むしろ、見る側(立場)によって、善になったりも、悪になったりもする。
人のために良かれと思ってやったことが、結果として、悪くなるなんてことは、ザラにある。
ただ、個人的には、理屈や理論でもなく、他人にも言えないが、「それは、ダメでしょう」と思うことはある。
「それをやっちゃ、ダメでしょう」と。でも、そのことが世の中では、絶賛されることだってある。
繰り返しになるが、バチの思想は、とりあえず、個人的に考えることから始める。
他人がどう考えようが、世の中がどうであろうが、関係ない。
自分の相手は、あくまでも、「自分」であり、「お天道様」であり、「神様、仏様」なのだ。
まあ、少しずつ、少しずつ、進めましよう。
 

■ 煙突掃除 by富良野のオダジー 2010年12月23日(木)

  39,324 byte今朝も、そんなに激しくないが、雪が降っている。
ずっと気になっていた、フォーラムフラノのストーブ。何を気になっていたかというと、薪はけっこうあるし、寒い日もあったので、ストーブを燃やしたい。それには、煙突掃除をしなければならない。
煤(すす)が溜まっていることもあるが、夏に、煙突から鳥がおっこちてきて、ストーブの中でバタバタしていたことがあった。
もしかしたら、煙突の上のどこかで巣を作っているかもしれない。
ありがたいことに、今日の寝起きに、「煙突掃除をしょう!」という煙突掃除テンションが湧いてきた。(不思議だが、こういうことがたまにある。突然、テンションが上がるのだ)
早速、汚れても良い服に着替えて、煙突掃除の道具を持って、フォーラムフラノへ。
幸い、鳥の巣はなく、煤の量も少なかった。
 

■ 山下洋輔「ピアノ弾き即興人生」 by富良野のオダジー 2010年12月21日(火)

  43,666 byte今朝も少し雪が積もっていた。
たいしたことがないと、雪かきを始めたら、これがけっこう重い雪で、あ〜、疲れた。
自宅と工場のまわり、フォーラムフラノのテラス、除雪するところはふんだんにある。
もちろん、妻のほうが私より早く起きて、せっせと始めていた。
昨日の「他人は誤魔化せても、自分は誤魔化せない」のコメントである。
この言葉は単純に、他人は自分のすべてを見たり、知ったり出来ないが、自分は自分のことだから、自分のことはすべてお見通しだから、自分は誤魔化せない、という感じだと思う。
こんな当たり前のことと、「バチの思想」の接点はどこにあるのか。
次に続く言葉として、「お天道様が見ている」「神様、仏様が見ている」が出てくる。
つまり、仮に、自分を誤魔化したとしても、お天道様、神様、仏様は、誤魔化せない。つまり、他人も、自分も、誤魔化せても、悪いことをしたら、バチが当たってしまう。つまり(つまりが多い!)、悪いことや、間違ったことをしたら、素直に「ゴメンと、謝りましょう!」ということだ。
どんな言い訳をしても、自分は誤魔化せないし、誤魔化せたとしても、バチが当たる。
もう一歩進めると、実は、他人も誤魔化されたフリをしているだけかもしれないし、自分が自分を誤魔化していることに気付かないこともある。
それは、私も認める。
だから、バチが必要なのだ。
「あれっ、これって、バチが当たったのかもしれない。どのことだろう。あのことかなぁ、それとも、このことかなぁ・・・」が、大切なことなのだ。
いつも、バチのことを考えるのは、実は、自分のことを考えることなのだ。(今度は、なのだ、かっ)
つまり、バチの思想の根本は、あくまで個人的なことで、他人や世間の善悪基準やものの価値観ではなく、自分にとってバチが当たるか、どうか、なのだ。
今日は、ここまで!
山下洋輔著の「ピアノ弾き即興人生」を読んだ。
またしても、アマゾンにやられた。
アマゾンのおすすめのメールかなにかで、この本を紹介されたのだ。おそらく、アマゾンは私以外で一番私の嗜好性を知っている。
私がどんなことに興味があり、どんな性向があるか、すべて分かっている。その時々で私の興味は変わり、忘れてしまったことまで、アマゾンは忘れない。としたら、私以上に知っている可能性が高い。
今までも、かなりの確率で、アマゾンにやられている。
山下洋輔の本を読むのは、ホントに久し振りだった。
ちょっとネットを調べると、「ピアニストを笑え!」「ピアノ弾き翔んだ」「ピアノ弾きよじれ旅」「風雲ジャズ帖」などが読んだ気がする。1970年の終わりから1980年の初めに出版されたものだ。おそらく30年振りということになる。
あの頃を思い出すと、椎名誠、南伸坊、篠原勝之、伊丹十三、東海林さだおなどの名前が出てくる。「本の雑誌」「話の特集」だな、中心だったのは。
山下洋輔である。
なんか、やっぱり、うれしい。
昔から知っている、私より年上の方が、全然変わらず、むしろパワーアップして活躍しているのは、やっぱり、うれしいし、励みになる。
本を読みながら、聞きたくなったCDがいっぱいある。
何枚かは買ってみようと思う。
山下洋輔のアルバムはパッと思い出すだけだと、3枚しかもっていない。
ただ、「砂山」のB面の「うさぎのダンス」は大好きで、何年かに一度、定期的に聞きたくなる。
エネルギーの爆発とみなぎる緊張感。
聞き易いし、フリージャズの“意味”が、「なるほど!」と、理解できると思う。
 

■ バチの思想 by富良野のオダジー 2010年12月20日(月)

  17,661 byteちょっと雪が降ってきた。
フォーラムフラノの駐車場を照らすライト。
昨年もこんなような写真撮ったと思う。一年に一度は、撮りたくなるシチュエーションなのかもしれない。(何か撮らなくてはならないときの、苦し紛れ?)
「バチの思想」を書こうと思ってから、もう2、3年は経っているはずだ。
昨日の夜、フッと思い立った。
今までメモしてある言葉を紹介して、それにコメントをつけるワイワイ日記って、どうだろう、と。
書くことが無いとき(今日だが)、こういうときに、穴埋め的に書こう、と。
●今日の言葉
「他人は誤魔化せても、自分は誤魔化せない」
ああ、時間切れだ。
コメントは、明日以降に。
 

■ 麓郷の森 by富良野のオダジー 2010年12月19日(日)

  100,388 byte今朝の麓郷の森は、こんな感じだ。
やわらかい光が木々の間に射しこんでいた。
森の中は、雪一色になった。
 

■ 雪は一休みか by富良野のオダジー 2010年12月19日(日)

  33,548 byte今日は雪が降らなかった。
昨日の雪で、スキー場の状態はかなり良くなったと思う。スキー帰りにフォーラムフラノに寄ってくれたお客さんが、「新雪が最高だった」と言っていたそうだ。(妻情報)
スキー場のためには、雪は降って欲しいが、除雪は大変。毎年、今時期、板挟み?状態になっている。
写真は、麓郷市街の入り口。
今までも何回も撮っているが、今朝通りがかったら、林の間から太陽がのぞいていた。
写真は林と太陽のアングルを通り過ぎてからのもの。左側が真っ白になっているところが、太陽の光。
なんかいい感じだったので、戻らず、そのまま撮った。
この構図は、実は、30年ぐらい前に初めて撮った。昭和58年か、59年。
オフィスフラノを昭和58年に設立し、麓郷の森を昭和59年から始めている。その時期だったのは、間違いない。
なんで、言い切れるかというと、当時、北海タイムスの富良野支局長だった田中さんに、「風景写真は、こういうところを、こういう風に撮るといいよ」と、実際にこの場所で教えてもらったのを、ずっと憶えているからだ。
私は、曲がりなりにも、風景写真をそれなりに撮っているが、意識して風景写真を撮った最初の場所がここなのだ。
ここを通るたびに、思い出していたが、文章にするのは初めてだ。
今朝の太陽の神々(こうごう)しさが、そうさせたのかもしれない。
私は、色々な人に、色々なことを教えられて、今まで生きてこれたのだ。感謝、感謝です。
 

■ 富良野は大雪 by富良野のオダジー 2010年12月18日(土)

  54,972 byte今日の富良野は大雪。
朝から、みんなで除雪だ。
フォーラムフラノには、除雪車が来た。シーズン契約で、ある程度雪が積もった日に、朝、出動してくれる。もちろん、フォーラムフラノだけではなく、隣のお寿司屋さん、向かいのコミュニティセンターなど、ぐるっとまわっている。
今日みたいな日は、そこかしこに、色々な会社の除雪車が走っている。
まあ、おそらく、午前中には、富良野じゅうのお店の駐車場はきれいになっていると思う。
凄いね、機械の力(ちから)って。
でも、最近、ちょっと気が付いたのだが、機械を使えば、短時間で、除雪も、農業も、土木工事も、なんでも出来てしまう。
機械が無い時代であれば、すごく時間がかかったり、時間をかけても出来ないことがあったと思う。だけども、なんとか工夫してやっていたはずだ。
機械で便利になった分、どんな分野でも、なにごとでも、スピードアップし、結果として私たち人間が機械に追われるようになった。
機械が私たちを重労働から解放してくれ、“のんびり”“楽(らく)”に生活できれば良いのだが、むしろ急がされている。と、思う。
何をいいたいかと言うと、パソコンや携帯電話もそうだけど、便利になることと、幸せを感じることとは、リンクしていないということだ。
便利になる→スピードアップする→いつも何かに追われる→ゆとりの無い生活になる
ん?
だから、どうなんだ!
まあ、来年一年かけて、ゆとりのある生活(追われない生活)を送るために、色々考え、やってみようということだ。
ねっ。
 

■ 富良野は雪景色に by富良野のオダジー 2010年12月17日(金)

  33,543 byteなんと!
10日振りのワイワイ日記だ。
東京の出張があったり、戻ってきてからも、お客さんが来ていたり、まぁ、バタバタしている。
写真は、麓郷の富良野農場のさくらんぼ畑。昨日、撮影したもの。現在、こんな感じになっている。
今年はあまり実が生らなかったが、「来年は期待できる」と、プロの複数発言があるので、大いに期待している。
もう12月の半ばを過ぎたので、来年の話にも鬼は笑わないだろう。
いや、むしろ、来年の飛躍を念頭にした、来年の話は、鬼だって喜ぶはずだ。
とにかく、世の中の閉塞感は、富良野だって例外ではない。
特に、今日のように寒くなると、ますます心が萎える。明るく、明るく、考えましょう。
富良野プリンスホテルのスキー情報によると、12月15日に一部オープンし、明日も更にオープンのコースが増えるようだ。
スキー客のみなさんも、明日から、そろそろ沢山来てくれそうだ。
明るく、明るく、ねっ。ん?
 

■ ちょっとした大雪 by富良野のオダジー 2010年12月07日(火)

  45,755 byte昨日の夜から雪が降っていた。
案の定、今朝は街中が真っ白になっていた。
仕事の打ち合わせで、10時までに南富良野に行かなくてはならず、9時に自宅を出た。
途中、麓郷に寄る用事もあり、麓郷まわりのルートになった。
写真は、麓郷から平沢(たいらざわ)に入る西瓜峠のもの。
こんな感じに雪が降っていた。
南富良野から戻って、午後からは、老節布(ろうせっぷ)に行くことになった。
老節布も、富良野から南富良野に向かって走ることになる。今日はそういう日になった。
南富良野までは約40キロ、老節布までは約25キロ。
老節布では、農家の方にインタビューをした。
どういうことかというと、私は、北海道大学・富良野サテライトで、「社会人マイスター試行開講」を受けている。その実習での私のテーマは、富良野農業の歴史を調べることなのだが、歴史の“生(なま)”の声として、直接農家の方にお話を伺っているのだ。

北海道大学・富良野サテライトについては下記を参照。
山部地区の産業研究センター内に設置されています。サテライトは、北海道大学のサステイナビリティ学教育センターと農学研究院の共同で設置され、富良野市の農業者、食品産業、観光業、農協、市役所等の関係者によって組織された富良野サテライト運営委員会によって運営されています。(ホームページより)

来年の2月には、レポートをまとめて提出するつもりなので、出来上がったら、ご紹介します。
 


- Web Diary UpVersion ver 1.30 -