■ 大荒れは過ぎた by富良野のオダジー 2010年03月22日(月)

  13,127 byte昨日と同じような時間と場所の写真。
強い風が吹いて、雪が降りしきる中で撮影。
農家の友人と携帯で話したのだが、昨日の強風で、ビニールハウスが骨組みもろとも吹っ飛ばされたそうだ。
「ハウスの鉄骨まで飛ばされるなんて、何年ぶり?」と訪ねたら、「こんなの初めてだよ」との返事。
友人は私と同級生だから、初めてということは、少なくても2、3十年単位の話だ。
地域によって違うかもしれないが、フォーラムフラノでも、あの強さの風は、今まで無かったような気がする。
ともあれ、過ぎ去ってくれて、良かった。
 

■ 富良野も大荒れか? by富良野のオダジー 2010年03月21日(日)

  28,948 byteワイワイ日記で何回か紹介しているが、メールのやりとりをしている東京の先生から、昨日の夜、メールをいただいた。

 『春の彼岸を迎え、富良野でも急テンポで春が近づいているでしょうか?
ただ、この連休は大荒れの予報が出ていて、北海道はまたまた大雪でしょうか?
先日来のフォーラムフラノの店内の変化の様子を見ていると、フラッと立ち寄りたい気分になります。ところで、飾られていたLPのジャケットはそのままですか?
 さて、先日はバディ・デフランコの記事。私も大好きです。基本的にリード楽器は好きで、クラリネットは高校時代にちょっと触っていたこともあって、ジャズもクラシックも聴きます。
 デフランコの「枯葉」は、ゆったりとして雰囲気があって暖かくて大好きです。
  ”IN A MELLOW MOOD"に入っているEVERYTHING HAPPENS TO MEも好いですね!MINOR INCIDENTはベニーグッドマンの懐かしさを味わえるし、A FOGGY DAYは何とも良い暖かさです。
 "JAZZ TONES"と"SWEET AND LOVELY"もお薦めです。
 ジーン・アモンズとスティットの「枯葉」が入った"BOSS TENORS"も良いですが、アモンズの"BOSS TENOR"も低音ブリブリのこれぞテナーって感じで、曲・演奏ともハズレのないアルバムだと思います。
 私たち世代が最初に聴いたテナーの印象って、歌謡曲のバックバンドのような気がします。石原裕次郎とかフランク永井あたりの曲の間奏で、バイブレーションたっぷりにゆったりと吹くあの音色じゃないでしょうか?』

私は、下記を返信。
『富良野には強風が吹いています。
フォーラムフラノが時折、揺れています。
バディ・デフランコが大好きだったのですか。
“真面目”に、バディ・デフランコを聞いたのは、1、2年前の「ミスター・クラリネット」からで、先生には申し訳ない“にわか”ファンです。
ワイワイ日記でも何回も書いていますが、学生時代にコルトレーンからジャズに入ったのと、その当時の時代の空気がコルトレーンだったので、なかなかバディ・デフランコまで、いきませんでした。
ポール・デスモンドも、ジーン・アモンズも、ルー・ドナルドソンも、ハンク・モブレーも、スタンリー・タレンタインも、私のジャズ暦としては、最近です。
で、この頃は、“先祖帰り”ではありませんが、また、コルトレーンを聞いています。
アルバート・アイラー、アーチー・シェップも聞こうと思っています。
ジーン・アモンズの「BOSS TENOR」は、近々手に入れようと思います。
今まで飾っていたLPのジャケットは2Fの事務所スペースにかけています。』

写真は、今朝の畑。
雪原が黒くなっているのは、「融雪剤」を撒いたからだ。畑も、もうすぐ春だ。
 

■ フォーラムフラノ by富良野のオダジー 2010年03月20日(土)

  79,107 byte今朝も雪が積もっていた。
昼過ぎには、プラスの温度になり、降った雪は融けたと思う。
ワイワイ日記に何度も書いているが、フォーラムフラノは、グリーンでいっぱいになっている。
お客さんや友人もは喜んでくれている。
アメリカで生活をしていた友人は、「これで、ハーブの匂いがしたら、完全に外国だね」と。
日本だと、おそらく、醤油の匂いという感じかも。(違うか)
先ほどまで、知り合いの方が4人来ていた。主な用件は、有機野菜を使って商品化したものについて。
一人の農家の方(知ってはいたが、話すのは初めて)が、長年、有機野菜を栽培している。話をしていると、私の知り合いとか、最近良く耳にする“その道”の方とも知り合いというか、仲間というか。
で、話は楽しかった。
ますます、“その道”に惹かれそうだ。
 

■ 西日(にしび) by富良野のオダジー 2010年03月19日(金)

  54,148 byteフォーラムフラノは西日(にしび)が強く射す。
夏は、暑くて困るが、今頃は、気持ち良く感じる。
1Fのテラスの壁を取り除き、よりオープンな雰囲気になって、お客さんには評判が良いようだ。
昨日は、ポツンと一人で座っていた女の人が、本を読みながら、けっこう長い時間いてくれた。
グリーンに囲まれ、暖かい陽射しの中、一人の女性が本を読む昼下がり・・・、「う〜ん、絵になるねぇ」。
いや、絵の話でなく、壁の話。
取り除いた壁には、私の好きなジャズのレコードのジャケットをかけていた。
1Fに壁が無くなったので、2Fの事務所スペースに、またかけた。
全部ではないが、何枚かは新しいジャケットに替えた。3年ぐらい、かけ続けていたので、色が抜け落ちたのだ。
新しいジャケットをかけるのに、ちょっと躊躇したことも確かだ。でも、ただ仕舞って置いても、いつかは捨てる運命(おそらく、私が死ぬとき)なのだから、生きてるうちの有効利用ということで、やはり、好きなジャケットを壁にかけることにした。
今回の新しいジャケットは、ウイントン・ケリーの「ケリーブルー」、セロニアス・モンクの「ミステリオーソ」、ユタ・ヒップの「ヒッコリー・ハウスのユタ・ヒップ Vol.1 」、レスター・ヤングの「プレス・アンド・テディ」、アート・ファーマーの「アート」、ソニー・ロリンズの「ザ・カッティング・エッジ」、ドナルド・バードの「フュエゴ」、アルバート・アイラーの「マイ・ネーム・イズ・アルバート・アイラー」。
 

■ 味噌作り by富良野のオダジー 2010年03月18日(木)

  52,760 byte昨日お話した、味噌作りのこと。
先日「富良野ランドスケープアカデミー倶楽部」を運営している高柳徳雄さん(トクさん)が友人たちと味噌作りをした。
私の姉も参加し、とても楽しかったと喜んでいたが、その時、大豆が足りなくなって、全部出来なかった。
昨日、大豆が手に入ったので、残りの作業をすることになった。定休日ということもあって、私と妻が手伝うことになった。
写真は、茹でた大豆を臼(うす)に入れて、杵(きね)で潰しているところ。(なんと、アナログ!)
「ミキサーかフードプロセッサーでやったら、すぐ出来るのに・・・」と、私が言うと、「こうやって作るから、美味しいのです。楽しみながらやれない人は駄目ですよ」と、徳さん。
分かっているが、右肩が“五十肩”で痛いし、思ったより、疲れるし・・・。
妻と代わる代わるやったのだが、先にコツを掴んだ妻に教えを請いながら、なんとか終わらすことが出来た。良かった!
簡単に味噌作りを説明する。
潰した大豆に麹(こうじ)と塩をボール(タライ)で丁寧に混ぜ合わす。混ぜ終わったら、丸くボールのようにして(空気を抜くため)、漬物樽(プラチック製、さすがに昔の樽ではない)に詰めていく。詰め終わったら漬物石を載せて終了。
食べられるのは、早くて一年後。三年ぐらい寝かすのが一番美味しいらしい。
気の長い話ではあるが、毎年続ければ、毎年次から次に食べられるということだ。(当たり前か)
 

■ また大雪 by富良野のオダジー 2010年03月17日(水)

  54,648 byte3月14日のワイワイ日記に、もうこれで最後の大雪だと思うと書いたが、見事にハズレた。
今朝の方が、14日の倍ぐらい積もった。
昨日は、日本全国が暖かかったようで、富良野も暖かかった。すっかり、雪が融けると思っていたのに・・・。
今日は、味噌作りを手伝ったのだが、詳しくは、明日のワイワイ日記でご紹介します。
定休日なのに、バタバタしていて、まいった!
 

■ ちょっとした大雪 by富良野のオダジー 2010年03月14日(日)

  47,646 byte昨夜から降っていた雪が、けっこう積もった。
早めに起きて雪かきをしたのだが、市の除雪車も来ていた。
今の時期の雪は、すぐに融けてしまうのだら、ほっといてもいいと思うのだけれど、町内のみんなは一斉に雪かきをしていた。
これほどの雪はもう最後だと思うし、そうなってほしい。
今日も、ジョン・コルトレーンを聞いた。
「トランジション」「ディア・ロード」「アフロ・ブルー」の3曲。
『「トランジション」こそ「至上の愛」の“その先”に向かったコルトレーン・カルテットの新たな境地ということができる。』と、中山康樹著「マイルス&コルトレーン」に書いてあった。悔しい、今まで、「至上の愛」に入れ込みすぎて、その周辺をあまり意識していなかった。
幸い、8枚組みCD「コルトレーンの真髄」に「トランジション」のCD曲がすべて収録されていたので、その中から「トランジション」「ディア・ロード」を聞いた。
ともに、素晴らしいの一言。
特に、「ディア・ロード」には驚いた。この時期(1965年)に、こんなバラードを吹いていたなんて。(CD持っているんだから、ちゃんと聞けよ!)
インターネットで、輸入盤の「トランジション」のCDを調べたが、それには「ディア・ロード」は入っていなかった。オリジナル盤と曲目が変わったらしい。中山康樹さんも怒っていた。
「アフロ・ブルー」も、若い時に抜けていた曲で、2008年に買ったジョン・コルトレーン「Live Trane The European Tours」で、初めて聞いた。それ以来、気に入っている。
「アフロ・ブルー」は、「ライヴ・アット・バードランド」に入っている曲で、どういう訳かこの有名なCDをスルーしていた。
コルトレーンファンだと、公言しているが、知らないことが山ほどある。
まあ、こうやって、少しずつ、知らないことを埋めていくのが、ジャズの楽しみではあるのだが・・・。(負け惜しみではない。ホント!)
 

■ ジョン・コルトレーン「至上の愛」 by富良野のオダジー 2010年03月13日(土)

  48,219 byte先日、大先輩の知人(アメリカ人なら、単に“My Friend”と書くだろうね)が、「オダジー、おもしろい本を見つけたんだけど・・・」と言って、『絵で分かるジョン・コルトレーンの生涯』
を手渡された。
「えっ、なんでコルトレーンの本、買ったんですか・・・」
「オダジーに内緒で、ちょっとジャズを勉強しようと思って・・・。でも、本に出てくる他のミュージシャンの名前を知らないので、読んでいてもさっぱり分からない。オダジー、読む?」
「読みますよ。コルトレーンのものなら、なんだって読みますよ」
と、いう訳で本を頂いてしまった。
おそらくシリーズで出ているだろうと、インターネットて調べてみた。他に「マイルス・デイビス」も出ていたが、途中で気になる本があった。
『マイルスVSコルトレーン』
この本を今、読んでいるのだが、冒頭に、ジョン・コルトレーンとマイルスデイビスが同じ年の生まれだと出てくる。著者もその事実を知ったとき、衝撃を受けたと書いてあるが、私もそうだ。
漠然とマイルスがずっと年上だと思っていた。コルトレーンから見て、マイルスは「兄貴」「親分」というような位置だと信じていた。もちろん、年齢だけがすべてではないが、同級生同士として見たほうが、二人の関係性を理解できることがある。(コルトレーンがマイルスグループから離れていく場面など)
マイルスは1926年5月25日生まれで、コルトレーンは1926年9月23日に生まれ。ついでに書けば、1926年は大正15年。もっと、ついでに、12月25日以降の7日間が昭和元年である。
もっともっと、ついでに・・・。
マイルスは 1991年(平成3年)9月28日に65歳、コルトレーンは1967年(昭和42年)7月17日に40歳で亡くなった。我が父は大正13年生まれ。つまり、二人より二つ年上で、今なお健在。
それで、このところ、マイルス・コルトレーンづいている。
昨日はフォーラムフラノで、マイルスを聞いていたが、さすがに、コルトレーンは“気合い”を入れないと聞けない。
今朝、思い切って、コルトレーンの「至上の愛」を通して聞いた。レコードを持っていたのだが、どういう訳か手元に無い。
私の記憶では絶対に持っていた他のレコードも何枚か無い。どこかにまとまってあるはずだ。ほとんどはCDで揃えたので、聞く分には問題ないのだが、やはり、くやしい!
今日聞いた「至上の愛」は、コルトレーン・カルテットのインパルスレーベルにおけるスタジオ録音を録音順に網羅した8枚組のCD「コルトレーンの真髄」から。
まあ、レコードで言えば、A面B面を両面全部聞くのは、少なくても20年以上振りだと思う。
改めて、“真剣”に聞いたけれど、「完璧」という言葉が口をついた。
「どうして、こんなことが起きちゃったんだろう。正に、人類の宝だ」
もう一枚を挙げるとしたら、これもコルトレーンが参加しているが、マイルスの「Kind of Blue」
私の感覚では、「至上の愛」もそうだが、「Kind of Blue」も、まったく別次元の世界を出現させたという感じだ。他に代えられない音楽、唯一無二の音楽。
私は知らなかったのだが、「至上の愛 デラックス・エディション」というCDのあることが分かった。
『アンチーブ・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴ演奏、アーチー・シェップを加えたクインテットでの演奏、別テイクなど貴重テイクが、CD1枚分(77分!)付いた2枚組というデラックス盤』
これは、是非、聞いてみたい。
今日は、長々書いてしまったが、今までもコルトレーンについては、 ジョン・コルトレーンの二枚のジャケット 「こころ KOKORO」とコルトレーンを書いている。
 

■ 花き市場 by富良野のオダジー 2010年03月12日(金)

  68,693 byte今朝、8時過ぎに富良野を出発して、「札幌花き地方卸売市場」の「鉢物棟」に行ってきた。
三笠ICから高速道路を使ったので、10時前には到着した。
いつもは、フォーラムフラノが定休日の水曜日に来ていたのだが、セリは金曜日にあるので、やはり今日の方が活気に溢れていた。
市場は、鉢物のグリーンや花が所狭しと並べられていた。
私は植物に関しては、門外漢だが、見ていて楽しい。「門前(もんぜん)の小僧(こぞう)習わぬ経(きょう)を読む」のように、仕入れをする姉にくっ付いているうちに、植物の名前や栽培の仕方を憶えられたらいいのにと思うのだが・・・。(そんなはずないか)
フォーラムフラノがどのようになったかは、明日、お知らせします。
 

■ 改装工事、終了 by富良野のオダジー 2010年03月11日(木)

  77,835 byte広々とした空間になった。
今日は天気が良く、春の陽が射しているので、ますます気持ちがいい。
グリーンは、まだまだ少ないので、もっともっと増やそうと思っている。
 


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