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コンサート&トークショー「オダジーとハマキンの富良野が好き!」が10月7日(土)午後6時から開催される。 ハマキンのヴィブラフォンのソロ演奏と私とハマキン(浜田均)のトークショー。 時間のある方は是非、参加してください。 ハマキンとオダジーの関係については、10年前の「浜田均還暦記念音楽会」に合わせて、オフィスフラノが冊子を制作したのだが、それにお祝いの文章として掲載したのを転載します。
浜田とは富良野東中学校の同級生だ。その頃から、私たちとは“格”が違っていた。頭が良くて、身体が大きく、正義感が強い。 学芸会では今につながるマリンバを演奏し、喝采を浴びていた。 それだけではない。私が一番印象に残っているのは、3年生のときの弁論大会。確か、題目は「先入観について」だったと思うが、「同じ中学生で、こんなに差がつくものなのか」と、自虐的な感情すらわくほど、素晴らしい内容だった。浜田とは、友達ではなかった。むしろキライだったかもしれない。いや、正確に言うと、好き嫌いではなく、私とは別の世界に住んでいるヤツと思っていた。 大学を卒業してUターンで富良野に戻った頃、中学の同級生がスイングジャーナルに載っている浜田を自慢げに教えてくれた。私は、「ああ、あの浜田なら、雑誌に載ったって不思議じゃない」と、富良野始まって以来の音楽家の誕生に、さほど驚かなかった。 私は昭和58年にオフィスフラノという企画会社を設立し、昭和62年にビデオ「彩(いろどり)の大地−Furano−」を制作した。撮影したのは、写真家の那須野ゆたかさん。色々な経緯はあったが、とにかく映像は完成した。 無謀にも、その映像にオリジナルの音楽をつけたいと思った。そのとき浮かんだのが浜田だった。中学の同級生以外に接点はなかった。送ったビデオの映像を見て、浜田は作曲し、音楽をプロデュースすること引き受けてくれた。それ以来、浜田との付き合いはずっと続いている。 これまで、そのビデオの他に、CD「夢のとき−Furano−」と「Holy Hill Furano」、DVD「夢のとき−Furano−」などを一緒に制作している。平成12年5月からはコミュニティFMラジオふらので、「オダジーとハマキンの富良野が好き!」という番組も楽しく放送している。 さて、「浜田均還暦記念音楽会」だが、浜田が子供の頃から綿々と培ってきた集大成としての音楽を、一年を通じて色々な趣向で聞けることは、大変うれしいし、大きな喜びだ。 我が同級生の自慢の音楽家、浜田均の益々の活躍を期待する。還暦記念音楽会、おめでとう!
「浜田均還暦記念音楽会」から早や10年。今回は「浜田均古希記念音楽会」になった。 まあ、お互い元気にまだ現役を続けていることに感謝だ。今回もまた、素晴らしいハマキンの演奏が聞けるのは、何よりうれしい。 |
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