■ こんな感じ by富良野のオダジー 2012年10月04日(木)

  45,391 byte今日は、曇りで風が強いが、時々陽も射し、さわやかな一日だ。
昨日は、晴れていた。写真は昨日の朝のもの。
いつもの自宅近くの空知川堤防。雲の間から顔を覗かせているのは、芦別岳。
少し、秋めいた感じになっている。
 

■ ジョン・ヒックス「クライ・ミー・ア・リバー」 by富良野のオダジー 2012年09月30日(日)

  42,074 byte今朝の富良野はシトシトと雨が降っている。
しかも、日曜日。
こうなれば、ジャズピアノを聞くしかないでしょう。
今日ご紹介するのは、ピアノのジョン・ヒックスの「クライ・ミー・ア・リバー」
我がジャズの師である龍さんと、ヴィーナスレーベルの話になり、勧められたうちの一枚がこのCD。
買ったのは、けっこう前だが、最初に聞いたとき「これはいい!」と思ったが、改めて聞いてみると、軽くいいねというより、もっとずっといい。
ジョン・ヒックスは知らなかった。
調べてみると、JOHN HICKS(1941年〜2006年)は、1964年にアート・ブレイキー&ジャズ・メンセンジャーズに参加し、1965年にそのメンバーとして来日している。とあるから、キャリアはかなり古い。
私は意識しなかったが、私が持っているアーチー・ショップのヴィーナス盤のCD「ブルー・バラード」「トゥルー・バラード」に参加している。(後でちゃんと聞いてみよう)
さて、「クライ・ミー・ア・リバー」だが、CD一枚を通しての流れも選曲も聞きやすい。聞きやすいのだが、甘さはない。むしろ、ゴツゴツしている。如何にも硬質な職人的ジャズピアニストを思わせる。私の大好きな「朝日のようにさわやかに」や「You Don't Know What Love Is」も入っていて、うれしい。
ヴィーナスレーベルは、1992年10月に原哲夫プロデューサーによって設立されたジャズ専門レーベル。日本人がプロデュースしたジャズのレーベルは、多くの素晴らしいアルバムを制作している。
ジャズに対して、日本人的感性というのが、どうもあるらしく、原哲夫プロデューサーはそれを良く分かっているのだと思う。
個人的には、ヴィーナスレーベルに対し、ちょっと反発もあったが、こんなCDを聞くと、やっぱり、納得してしまう。
 

■ ベビーキャロット by富良野のオダジー 2012年09月29日(土)

  96,722 byte久々のビニールハウス情報。
写真のように、今朝、ベビーキャロットが収穫できた。長さ約20cm。
収穫できたといっても、まだ一本だが、他も順調に育っている。
調べてみると、「播種後70〜80日程度、根の直径が1.5〜2cmの頃」に収穫と出ていた。タネを播いたのが7月20日頃なので、ちょうど符合する。
生でかじってみたが、けっこう甘かった。フォーラムフラノに持ってきて、茹でてもらったが、味はちょっと薄くなった感じだが、ニンジン臭さがあまりなくホクホクして美味しかった。
ニンジンがホクホク?と思って、また調べてみた。
料理してのホクホクは出てきたが、茹でただけのホクホクは出てこなかった。
他の品種のニンジンも植えているので、そちらも楽しみだ。ちなみに、普通のニンジンの収穫期間は100〜120日。あと、一ヶ月は待たなくては。
ニンジン全体に、今のところ虫も来ないし、病気にもなっていない。キャベツは青虫の食べ放題でダメで、大根も途中から虫(アブラムシだと思う)に食われ始めた。
トマトは順調だし、ラディッシュも、バジルも問題なかった。
虫や病気対策がそれほど大変ではない野菜もいっぱいありそうなので、そういう野菜だけを選ぶのも“手”だと思う。
あ、それと、ニンジンの葉っぱだが、ニンジンより育ちがいいように見える。捨てるのはもったいないので、どうにかして食べてみたい。
 

■ オスカー・ピーターソン「カナダ組曲」 by富良野のオダジー 2012年09月28日(金)

  36,346 byte今朝の富良野は“順調”に寒い。
今日の最高気温予想は17度。
昨日は平取(びらとり)町まで行ってきた。富良野から約120km。国道237号線をずっと走る。
国道237号線は、旭川からまっすぐ南下し日高に抜け、浦河までの国道、260km。(調べて初めて分かった)
日高までは行ったことがあるが、平取はまったくの初めて。平取は、雪があまり降らないことで有名で、年によってクリスマスでもゴルフができるそうだ。
私がゴルフに熱中していた頃、富良野のゴルフシーズンが終わってから、そして始まる前に、「平取カントリー倶楽部」でプレーする人が大勢いた。
今日の一枚は、ピアノのオスカー・ピーターソンの「カナダ組曲」
以前にも書いたと思うが、オスカー・ピーターソンに対しては、若い頃はずっと偏見があり、聞いたことがなかった。(当時、あまりにポピュラーだったので)
大人になってから、「We Get Requests」を聞いて、すっかり気に入ってしまった。
それで、その後何枚かレコードやCDを買ったのだが、ピンとくるものがなかった。
ところが、東京の我が“ジャズ友”から、久し振りに下記のようなメールが届いた。

『この夏の間、落ち着いてじっくりとジャズを聴く時間は少なかったです。
それでも、新規に入手したいくつかといえば・・・、"HEAR YE!!!!HEAR YE!!!!" THE RED MICHELL-HAROLD LAND QUINTET、"STAN GETZ WITH CAL TJADER"、"THE OSCAR PETERSON TRIO / CANADIANA SUITE"、このあたりでしょうか。
特にオスカー・ピーターソンの「カナダ組曲」は、以前から気になっていたアルバムが、6月にCD発売されてようやく手に入れました。
ピアノトリオというオーソドックスな演奏で聴きやすく、ときおり流しています。
これからの季節、何枚かあるROBERTA GAMBARINIのボーカルが流れる機会が多くなります。』

私も「カナダ組曲」は何かで読んで、ちょっと気になってはいた。一度注文しようと思って、踏み止まった一枚でもあった。
聞いてみて、これがいいのである。
オスカー・ピーターソンは技巧があって、いっぱい弾けることがいい面と、ちょっとウルサイ感じになるときがある。
ここでも、もちろんいっぱい弾いているのだが、実に「品(ひん)」があるのだ。オスカー・ピーターソンファンには、申し訳ないが、見直した。
ジャズ友よ、ありがとう!
 

■ 渡辺貞夫「マイ・ディア・ライフ」 by富良野のオダジー 2012年09月26日(水)

  49,347 byte今日はフォーラムフラノの定休日。
でも、フォーラムフラノにいる。
いつもと同じパターンで、まずコーヒーマシーンのスイッチを入れ、二階のパソコンをオンにする。階段を下りて、マグカップをセットしてコーヒーボタンを押し、オーディオの電源をつける。
コーヒーを飲みながら、何を聞くか、少し考える。
今朝は、渡辺貞夫の「マイ・ディア・ライフ」
このレコードについては、2008年4月1日のワイワイ日記にも書いているが、私にとって特別なレコードだ。
人生の中で一番コアにジャズを聞いているときに、リアルタイムで出会ったものだ。
今日聞いてみて、今更ながら素晴らしさを実感した。チカラも、イキオイもあるミュージシャンが最良の時(とき)に、集まったとしか言いようがない。
こういうことがたまにだが、起きるからジャズなのだ。1977年の録音。私が24才。振り返ると、このような良質な音楽が作られる時代環境の中で、“青春”を送れたことはホントに幸せだと、しみじみ思う。
メンバーだが、渡辺貞夫(as・fl・sn)、デイブ・グルーシン(key)、リー・リトナー(g)、チャック・レイニー(b)、ハーヴィー・メイソン(dr)。
レコードジャケットを置いているCDボックスは私が作ったもの。
工場にあった半端な材料を使って仕上げた。こんな簡単な棚なんて、オチャノコサイサイと言いたいところだが、けっこう「あずった」。
材料の加工は機械があるので、そうでもなかったが、寸法を計算するのがダメだった。
わざわざ事務所で、図面を書いて、落ち着いて計算したのに間違った。なんか、情けない。
※「あずる」は方言だと思う。「焦る」に近いが、作業をしているときに、使うとぴったりだ。私流だと、「バタバタした」の感じか。
もしかすると、方言ではなくて、職人さんのスラングかもしれない。
 

■ 最高気温13度 by富良野のオダジー 2012年09月25日(火)

  61,019 byte今日の富良野は朝から雨。
最高気温の予想も13度。
じっと座っていると、寒い感じ。
つい、何日か前まではクーラーが必要で、今日はストーブの勢いだ。これぞ、北海道。これぞ、富良野だ。
あ〜、寒い!
私は思いついたこととか、忘れたら困ることを、携帯から自分のパソコンにメールしている。
受信メールの一覧を定期的に整理しているのだが、だいぶ前の「シニア感謝デー!」が残っていた。
これは、ワイワイ日記“ネタ”にしようと、ドラッグストアから送信したものだ。
特定の日に割引してもらえる特典が載っている大きなポップが目に入ったからだ。これの何に反応したかというと、シニアの年齢。その年齢は60歳。
今までは、スルーしていたと思うが、来年60歳を迎えるとなると反応してしまったのか。
来年は、「今日はシニア感謝デーだから、あの店に行ってみるか」という会話をしてしまうのだろうか。
町内の「長寿会」の資格も、どうやら60歳らしい。誘われたら、どうしよう。
 

■ いよいよ今日から正真正銘の“秋” by富良野のオダジー 2012年09月22日(土)

  42,767 byte線で引いたように、今日から富良野は秋に突入だ。
一昨日までは、窓を開けて寝ていたのに、今朝は毛布だけでは寒かった。
ホントに今年は暑かった。
特に、寝るときに、これほど続く暑さは、初めてだ。ずっと窓を開けっ放しだった。なにより、足の裏がほてって、ほてって、困った。
昨日、お客さんがいて、暑さの話になり、「足の裏」のことを話したら、それは暑さのせいではなくて、更年期障害だと言われた。
へぇ〜。
9月19日の北海道新聞の記事。
「旭川32.9度 9月史上最高 最も遅い真夏日更新」の見出しで、9月18日のことが載っていた。
1888年(明治21年)の観測開始以降最高温度で、1928年(昭和3年)の9月5日の32.4度を抜いた。また、今まで最も遅い真夏日は1918年(大正7年)と今年の9月15日。つまり、今年タイ記録だったのを更新したのだ。
オダジーがこの暑さにたいして、「生まれて初めて」を連発していたが、これを見るとやっぱりそうかもしれない。
写真は、今朝のフォーラムフラノの2階から。
空は曇っているのではなく、モヤっている状態。これから前日の気温と朝の気温の差で、このモヤの日が多くなる。
写真にとっては風景の雰囲気がいい感じになるので、ちょっと気合いを入れて、撮影しようと思う。
 

■ 32度! by富良野のオダジー 2012年09月18日(火)

  49,270 byte朝のテレビの天気予報で、今日の富良野の最高気温が32度と出ていたらしい。
9月のこの時期に32度とは。
今年のワイワイ日記では、割りとしつこく“30度越え”を書いてきたが、これは来年以降に役に立つはずだ。
喉元過ぎれば熱さを忘れるで、これでちよっと寒い日が続くと、「今年の夏は暑かったけ?」なとどい言うことになる。
はっきり書いときます。
今年は異常に暑かった。特に、8月の終わりから9月の中旬(正確には18日)までは、30度越えの日が記録的に多かった。
あ〜、暑い!
写真は今朝撮ったもので、いつもの空知川堤防。
すばらしい空だった。
 

■ ワイルドフラワーアレンジメント by富良野のオダジー 2012年09月17日(月)

  66,641 byte昨日も暑かったし、今日も午前中は陽が射し暑かったが、今(午後3時)は涼しくなった。いよいよこのまま秋に突入かと思ったが、明日の予報ではまた30度近くになりそうだ。
いつになったら、富良野らしい9月になるのだろう。
写真は、昨日撮ったもので、「ワイルドフラワー(雑草)」をアレンジしているところ。花を挿しているのは綾ちゃん、教えているのは姉。
綾ちゃんはこの連休に、姉を訪ねて東京から遊びに来たのだ。わずか一泊二日の日程。
今回の旅行のメインはこのワイルドフラワーアレンジメントらしい。実は、綾ちゃんは一昨年も富良野に来ていて、その時たまたま姉にワイルドフラワーを使ったアレンジメントを習い、とても気に入ったそうだ。
まあ、東京ではそんなに簡単に出来そうにないし、気分転換には良かったと思うが、なにしろ東京から飛行機だから、ユニークと言えば、ユニークだ。ねっ!
でも、「ラーメン食べに、ちょっと札幌」みたいな感じで、ちょっとカッコイイとも言える。
下記は、2009年のワイワイ日記に書いた「ワイルドフラワーアレンジメント」。
ワイルドフラワーアレンジメント1
ワイルドフラワーアレンジメント2
ワイルドフラワーアレンジメント3
ワイルドフラワーアレンジメントに使った草花
 

■ キース・ジャレット「サムホエア・ビフォー」 by富良野のオダジー 2012年09月15日(土)

  56,953 byte8月26日のワイワイ日記でも紹介したピアノのキース・ジャレット。
そこにも書いているが、CDを何枚か買い込み、ちょっとした“キース漬け”状態になっていた。
その中で、気に入ったのが「サムホエア・ビフォー」「残氓(Survivor's Suite)」
特に、サムホエア・ビフォーの一曲目「マイ・バック・ペイジ」がやはり素晴らしい。何故、「やはり」なのかというと、このCDは『ボブ・ディランの「マイ・バック・ペイジ」の名演奏が光る!』がウリなのだ。
そのまま乗せられるようでちょっと悔しいが、やはり、イイ!
牧歌的なこの曲は、もう一枚のキースの愛聴盤「マイ・ソング」の「カントリー」につながる。
キースは、色々な面を持っているが、私がもっとも好きなキースだ。
制作年:1968年ロスアンゼルス、ライウ゛録音
パーソネル:キース・ジャレット(p)、チャーリー・ヘイデン(b)、ポール・モチアン(drm)
「残氓(Survivor's Suite)」は、サムホエア・ビフォーのメンバーにテナーサックスのデューイ・レッドマンが加わったアルバムだ。1976年録音。
1971年から76年までキースがもったレギュラー・カルテットの最後のスタジオ録音。
このカルテットのアルバムの中で、「生と死の幻想」と「残氓(Survivor's Suite)」の評価が高いのは頷ける。
今回は、あまり評価されていない他のアルバムも買ってみたが、この二枚にはかなわなかった。
これで、とりあえず、キース漬けから離れることにする。
でも、キースに関しては、気になっているアルバムはまだまだあるので、そのうちまた漬かってみようと思う。
 


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