■ あけましておめでとうございます by富良野のオダジー 2008年01月01日(火)

  61,476 byteあけましておめでとうございます。今年もオダジーのワイワイ日記をよろしくお願いします。
昨日はフォーラムフラノ、麓郷の森とも午後5時で閉めさせていただき、紅白歌合戦を見ながらおせち料理を食べるという、日本の正しい年越しをした。
今日は朝9時前に、富良野神社で初詣をして、おみくじを引いた。
なんと!「大吉」。これは本当にうれしい。おそらく、人生で2度目か3度目の大吉だと思う。毎年引いていたわけではないので、私の確率は分からないが、大吉はめったやたらには出ない。
今年は色々な意味で節目の年だし、重要な年だと思っているので、大きな励みになる。
「運勢が非常に良くなり、物事が順調に運びます。新しいことを始めたり、重大な決断をする時があっても、今のあなたならきっと正しい選択をするでしょう。」と書いてある。
今日はフォーラムフラノにも沢山のお客さんが来てくれたし、今年こそ良い年にしたいと心から願う、元旦でした。
 

■ 風速40米 by富良野のオダジー 2007年12月30日(日)

  49,123 byte昨日は一日中大荒れだった。雪はそれほど降っていないのだが、風がもの凄かった。
私は風が強く吹いたときに、「石原裕次郎」「秒速30メートル」というフレーズが浮かぶ。これはもう、子供のときからだ。
おそらく、石原裕次郎が主演した映画のイメージがトラウマのように擦り込まれたのだろうと、なんとなくは思っていた。
それでネットで調べてみた。「石原裕次郎 映画 秒速30メートル」とヤフーに入れてみた。思ったものがヒットしない。もしかして、「嵐を呼ぶ男」の中でのセリフかなにかかもしれないと、入れてみたが納得できるものにヒットしない。
色々やっているうちに、「風速40米」にヒットした。なんだ、秒速でなくて風速か、30メートルでなくて40米か・・・。
1958年(昭和33年)、私が5歳のときの上映だ。リアルタイムでは見ていないと思う。当時の石原裕次郎は一世を風靡していたので、なんらかのメディアで目にし、記憶に擦り込まれたのだろう。石原裕次郎はそれほどインパクトが強かった。
写真は今朝のもの。昨日はゴンドラもリフトも止まったかもしれないが、今日は晴天で、気温も暖かい。絶好のスキー日和だ。
年末年始に、富良野に来てくれているお客さんに満足してもらうためにも、天気は良くなって欲しいよね。
 

■ 富良野マイナス24度 by富良野のオダジー 2007年12月28日(金)

  37,767 byte昨日の夜、オーストラリアのお客さんが3組も来てくれた。そのうちの2組の方は、ワインも飲んで、帰りには「鳴雪・書Tシャツ」も買ってくれた。
国際交流はありがたい。
私も海外に行った時、小さな街のレストランに入ったことがあるが、都会の大きいレストランより、ずっと心に残っている。
その国の普通の人の“息づかい”が伝わり、観光名所を見るより、外国を感じられる。
フォーラムフラノも、そんな風に感じてくれたらなぁと思っている。
写真は、昨日の朝の一枚。
昨日の朝方はマイナス20度を超えたようだ。空知川沿いにある木々が凍って、真っ白になっていた。
この白さの美しさは、他にないような気がする。
神様は、死にそうになるぐらいの寒さを与え、その一方でこの世のものとは思えない美しい景色を与える。
寒さを恨むのか、美しい景色に感謝するのかは、人それぞれだと思うけど、私は美しさに感動する心をいつまでも持っていたいと思う。
なんちゃって!(ここはやっぱり、なんちゃって!でしょう・・・)
 

■ 富良野もクリスマス by富良野のオダジー 2007年12月24日(月)

  55,821 byte今日はクリスマス、もちろん朝から働いています。
これは昨年の12月24日のワイワイ日記の出だしだ。もちろん今年も朝から働いている。
昨年のクリスマスは何を書いたのかなぁと思って、「ワイワイ日記一覧へ」をクリックし、「 2006年12月」をクリックした。
昨年の今頃は、フォーラムフラノをオープンしたばかりで、バタバタしていたのを思い出した。ワイワイ日記は一年以上経ったので、「昨年の今頃は・・・」という感じで、けっこう見ている。書き続けることの、功徳(くどく)だなぁなんて、ちょっとしみじみする(相変わらず、オーバー)。
写真は、フォーラムフラノの2Fに上がって正面の壁(ピクチャーレールを囲っている木枠)に、ジャズのCDを並べてみた。50枚以上は並んだ。
お客さんが料理が出るまでの待ち時間に、何となく眺めてほしいと思った。
昨日パッと思いついて、手当たり次第に並べたので、どのCDを選ぶか、順序はどうするか、あまり考えなかった。
今並べているCDケースの中にはCDソフトが入っている。昨日、CDケースを注文した。それにジャケットだけを入れて並べ直すつもりだ。
CDソフトはいままでのケースにそのままにして、もし、お客さんが「あのCDを聞きたい」と指さしたら、すぐに聞かせられるようにしたいと思っている(あんまりいないとは思うけど・・・)。
フォーラムフラノのような仕事で大切なのは、お客さんとのコミュニケーションだと思っている。それは、直接しゃべることも大切だけれど、お店に置いてあるものや雰囲気も重要なコミュニケーションのひとつだと思う。
そう願って、画集や絵本を並べ、壁面には書(しょ)やレコードジャケットをかけている。
私の勘違い、大きなお世話でなければ良いのだが・・・。
 

■ うれしいお客さん by富良野のオダジー 2007年12月20日(木)

  38,577 byte今日の夕方、フォーラムフラノに来てくれたお客さんから、写真のように「自転車」を2台いただいた。
一昨日も来てくれて、その時はお二人だったが、今日はご家族4人で来てくれた。
両日とも私は応対していないが、一昨日はスタッフのタコちゃんから、「美味しいと言っていただきました」という話は聞いていた。
今日は妻が対応したのだが、帰りぎわ「とても感じの良い店なので、また来ました」と言われ、自転車を手渡されたそうだ。
おそらく、スキーをしにきたご家族だと思うけれど、こういうことは、私たちの励みになるし、うれしい。
いよいよ、来週ぐらいから、スキー場は賑わうだろうが、気合を入れて、お客さんをお迎えしたいと思う。
 

■ 近くの朝日ヶ丘公園 by富良野のオダジー 2007年12月18日(火)

  35,751 byte今日も雪が降っていた。フワフワの雪がいい感じだったので、フォーラムフラノのすぐ近くの公園で写真を撮った。
し〜んとした雰囲気で、けっこう“絵”になるでしょう。
昨年以上に、冬の写真を撮ってみたいと思っているので、ご期待ください。
 

■ フォーラムフラノの新メニュー by富良野のオダジー 2007年12月17日(月)

  38,893 byte今日も雪が降った。除雪はちょっと疲れるが、スキー場にとっては、「ドンドン降れ降れ」だと思う。
岡山からのスキーヤーのご夫婦が食事に来てくれた。「美味しかった」とお褒めの言葉をいただいた。木曜日までいるそうで、また来ると言ってくれた。
夏の観光客の方も有り難いが、冬のスキーヤーの方も有り難い。
もちろん、地元のお客さんも有り難い。昨日、地元の方のパーティーの予約が入った。しっかり、満足していただけるよう、頑張りたい。
メニューもちょっと工夫したもので、通常メニューとは違うものなので、それも楽しみだ。
写真は、冬限定メニューとして考えた「スープラーメン」。カレー味と塩味の2種類で、中にはスープカレーでお馴染みの手作りロールキャベツ、オリジナルソーセージが、ど〜んと入っている。
まだ、出してはいないが、近々出すつもりで試作している。これも、楽しみなのだ。
 

■ ローランド・カーク「ヴォランティアード・スレイヴリー」 by富良野のオダジー 2007年12月16日(日)

  40,780 byte盲目のマルチ・リード奏者ローランド・カークの「ヴォランティアード・スレイヴリー」を聞いた。
先に紹介した中山康樹著「ジャズの名盤入門」で絶賛していたので、ついつい買ってしまったのだ。
ローランド・カークは、『数本のサックスを首にぶら下げ、大柄な体躯に黒眼鏡をかけたいかつい風貌や、鼻でフルートを鳴らしながらスキャットを奏で、時に自ら歌い、手回しサイレンやホイッスルなども手にとり鳴らすといった演奏形態が奇異に受け取られたためか、日本国内では「グロテスク・ジャズ」と紹介されていた時期もある。』とフリー百科事典「ウィキペディア(Wikipedia)」にも書いてあるように、私は、キワモノとのイメージしかなく、今まで聞かないできた。
言い訳すると、ジョン・コルトレーンやアルバート・アイラー、それに続くフリージャズなど“正統な”キワモノの世界に入ったので、ローランド・カークまで届かなかった。
このCDも出だしを聞いたとき、「あぁ、やっぱり、はずした!」と思った。訳の分からない(元々英語が分からないとも言えるが・・・)歌のような、叫びのようなものが、いきなり出てくる。もちろん、私だって、だてにジャズを30数年聞いている訳ではないので、やろうとしていることはなんとなく分かるが、今の私には大きなお世話だ。「でも、せっかく買ったのだから、もう少し聞こう」と自分に言い聞かせ、続けた。
それが、「なるほど!」と、なるまでに、それほど時間はかからなかった。2曲目ぐらいからウスウス気が付きはじめ、色々な思いが頭に浮かんできた。
「もともとオレの好きなジャズは、人間のエネルギーが強力に発散しているジャズだ」「これはいいかも」「この歳になって、強力なエネルギーに耐えられるだろうか」「なにを言ってるんだ、最近聞きたいジャズの傾向が、だんだんまた過激になっているじゃないか」「そりゃ、ジャズは過激じゃなくちゃ」「今までなら、絶対に手を出さないローランド・カークまで買ったじゃないか」。
最後には、「もう一回テンションをあげて、もっと過激に人生に立ち向かえっ!」にまで飛躍してしまった。
私は、昔からジャズを音楽として楽しむのではなく、思想とか哲学、ものの考え方、つまり「人生」として、聞くクセがある。それで、ジャズを考えていると、生き方にまで、いってしまう。
ローランド・カークを聞いていて、私はここのところ、勘違いしていたのかもしれないと思った。もう歳だからと、逃げていたのではないか(重〜い話になってきた)。もっと、前に向かって、攻め込む気概を持たなくてはダメだ。ん?
続きは、また今度。
 

■ 排雪 by富良野のオダジー 2007年12月16日(日)

  42,309 byte昨日の夕方、排雪をしてくれた。
排雪なんて言葉、雪国の人しか分からないし、もしかしたら、排雪なんて言葉はないかもしれないと、ちょっと調べてみた。

排雪(はいせつ)は、積雪地で除雪や雪下ろしの結果として出てきた雪を、邪魔にならない場所に移すことである。

これなら、誰でも理解できる。
今年は、いつもより、排雪は早いような気がする。でも、年末を前に、駐車場がキレイになるのは、気分もいい。
ちなみに、除雪や排雪をしてもらっている業者の方とは、年契約になっていて、雪が降ると来てくれて、雪が溜まると捨ててくれる。
よく、北海道の冬は除雪が大変と言われるけれど、そんなに高くない料金で業者の方に頼める。
どうしてあまり高くない料金でもやってくれるかというと、除雪の仕事は本業というより、北海道は冬の季節に仕事がなくなるので、機械も働き手も夏と比べて需要がグッと減るからだと思う。
除雪がイヤだから北海道はイヤ、と言っている「移住希望者」がいたら、教えてあげてください。
 

■ 「ピーコ伝」など by富良野のオダジー 2007年12月15日(土)

  53,542 byte私の今の“大きな”のぞみは、ジャズをバックにかけながら、心ゆくまで本を読むことだ。
やろうと思えば、いつでもやれるのだが、優先順位として、もしそんな時間があるのなら、やらなければならない「仕事」は山ほどある。
だから、毎日ちょっとずつジャズを聞いて、ちょっとずつ本を読んでいる。
ジャズは、毎朝だいたい30分ぐらい。まだ誰も来ていない、フォーラムフラノの開店前に朝食を食べるのだが、その時にレコード1枚。
本の場合は、朝食を食べながらジャズを聞きながらと、主にトイレ、そして最近はお風呂。その場所ごとに違う本を読むので、本当にちょっとしか進まない。
今、ジャズを聞きながら読んでいるのは、小川隆夫著の「ジャズマンが愛する不朽のJAZZ名盤100 」。かけるレコードに関するところを読みながら聞くジャズが楽しい。
トイレでは、雨宮処凛著の「プレカリアート―デジタル日雇い世代の不安な生き方」。いわゆるネットカフェ難民などについて書かれていて、「なるほどなぁ」と言いながら読んでいる。
お風呂では、「ピーコ伝」。たまたま旭川の「ヴィレッジヴァンガード」で売っていたのを衝動買いした。ピーコさんとは、昭和59年(1984年)だから、今から23年前に、「ふらのフラフラコンサート」を開催したときにお世話になった。
このコンサートは当時私と先輩の日里さんで、ミニコミ誌「フロム・ノースランド・ウィズ・ラブ」を発行していて、その流れの中で実現した。出演者は、ピーコさんのほか、おすぎさん、永六輔さん、小室等さん、そして三上寛さんだった。
このコンサートの縁があって、あの頃は、三上寛さんのコンサートやピーコさんと吉行和子さんのトークショーなど、楽しいイベントを色々やらせてもらった。
テレビでピーコさんを見るたびに、その頃のことが浮かんでくる。私が30才そこそこの時であったし、今振り返ると一番楽しい時期だったかもしれない。若いって素晴らしい!
五木寛之著の「人間の関係」は、北海道新聞に広告が載っていたのを見て、これも衝動的に注文してしまった。
昨日、久し振りに集まりがあって、終わってから「炉ばた」(富良野の有名な居酒屋)で飲んだのだが、偶然にも先輩がこの本の話をした。私は、まだ一ページも読んでいないが、先輩と同じ本に魅かれたのは、ちょっとうれしかった。
 


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