■ D&DEPARTMENT PROJECT by 富良野のオダジー 2013年03月19日(火)

  50,225 byte私は人と話していて気になったことがあるとメモを取る代わりに、携帯電話から自分のパソコンにメールを送る。
特に出張中だと色々な人と会うので、この「メモメール」が多くなる。富良野に戻ってから、それらのメールをチェックするのだ。
先月だったと思うが、パソコンメールの表題に「ナガオカケンメイ」と出ていた。
どのシチュエーションだったか、誰に聞いたのかも覚えていなかった。おそらく、オウチーノの井端からだったと思うが、今度会ったら聞いてみることにする。
それで、Yahooに「ナガオカケンメイ」と入れて検索し、「ナガオカケンメイのやりかた」というタイトルの本をAmazonで買った。
これが面白い!
プロフィールを見ると1965年北海道生まれとある。同じ北海道出身で、しかも同じ干支の巳年。(私がちょうど一回り上になる)
今までナガオカケンメイさんのことも、そのお店「D&DEPARTMENT PROJECT」のことも、まったく知らなかった。何処かで聞いたり、目にしても、よさそうなのに。
おそらく、こちら方向への私のアンテナの感度が、ここ何年か悪かったからだと思う。違う方向ばかり向いていたような気がする。これからは、ちゃんとこちらにも向けたい。だって、面白い。
一つ前のワイワイ日記に書いた通り、先週、松村保誠先生に会うために大阪に行ってきた。待ち合わせの時間までに二時間ぐらい空いた。どうしょうかと思った時に、D&DEPARTMENT PROJECTの大阪店が浮かんだ。正に、「ナガオカケンメイのやりかた」を読んでいる最中だった。偶然にも程がある。ショップも見れるし、カフェで昼食もとれる。
調べると、近くの駅は桜川駅で、新大阪駅から地下鉄を乗り継いで30分ぐらい。十分、間に合う感じだった。
桜川駅にはスムーズに着けたが、間抜けにも看板の地図を見間違えて、反対方面を向いて歩いてしまった。おそらく、20分ぐらい時間をロス。あ〜、もったいない!
着いたのは、二時少し前。まずはカフェに直行し、ランチを注文する。
イメージしていた通りの素晴らしいカフェ。贅沢に広い空間に、贅沢なソファ。それなのに“スマシタ”ところがない。まったく、自然な感じなのだ。これなら、何時間でもいられる。(いられるほうは迷惑か?)
店内はほどよく混んでいたが、私のような一人の客でも、違和感なくいられる心づかいのレイアウトだ。
パスタが出てきた。こちらも予想通りの味。おいしいのはもちろんだが、ちゃんと味付けが濃い目。こういう垢抜けた店は概して薄味が多い気がする。濃くする方が簡単なようだけど、難しい。と思う(独断です!)。
かかっている音楽は、そんなに音は大きくなく、ジャズっぽい。新しいジャズかもしれない。もしかしたら古いフュージョンジャズかもしれない。モダンジャズでないのは確かだけれど、その方がお店にはあっているような気がした。(すべてに、ベタホメなのだ)
ところが、時間を勘違いしてまい、待ち合わせに遅れそうな時間になっていた。デザートを大慌てで掻き込んで、ショップはほとんど一瞥しただけになった。
しかし、東京に来てから、東京店にも行ってきた。ランチを食べて、ビールを飲んで、今度はゆっくりショップも見た。
どちらのお店も大変良かった。東京にまだいることになるので、もう一度東京店に行ってこようと思う。
ちなみに、D&DEPARTMENT PROJECTは札幌にもあるそうで、近々行くことにする。
写真は、D&DEPARTMENT PROJECTの「大阪店」「東京店」
 

■ 上京中です。 by 富良野のオダジー 2013年03月18日(月)

  75,082 byte今、雪のない東京にいる。
実は12日(火)から、雪どころか、桜も咲こうという名古屋に三泊し、15日(金)には大阪に向かい、その日の夜からの東京だ。
名古屋は仕事の関係だったが、名古屋に行くことが決まってから、ある計画を立てていた。
それは、せっかく名古屋まで行くのだから、ちょっと足を伸ばし、大阪まで行くことだった。
なぜか?
それは、私の「宅建試験の先生」、松村保誠先生に会うためだ。名古屋は結果として三泊になってしまったので、先生に「会いたい!」とメールを出したのは、なんと!その日の朝。
失礼にもほどがある!
ところが、先生は快く(だと思う)、会ってくれた。スケジュール的にグッドタイミングだったようだ。これは、“片思い”の男が恋した女性に思い切って連絡した感じに似ているかもしれない。ん?
新大阪のカフェでお話しさせていただいたのだが、案の定というか、やっぱりというか、私が一方的にしゃべりまくる展開になった。
先生は、まだ41歳。あきれてはいただろうが、それを微塵も見せず、たえず紳士的な態度で接してくれた。
私は常々今の40代は素晴らしいと思っているし、まわりに言ってもいるのだが、正にこれからの日本に光があるとしたら、先生のような40代の人たちだ。
私たち(還暦おやじ)と決定的に違うのが、ケレンミがないことだ。余分な“裏”を感じさせない。
実に、清々しい時間を過ごさせてもらった。
もちろん、不動産の仕事のことも色々質問させて頂いた。先生は不動産コンサルティングもやているのだ。
最後に先生は、「是非、不動産屋の独立開業に向けて突き進んで下さい。」と力強いお言葉。
写真は、松村保誠先生。私とツーショットのもあったが、私の顔が「あまりにも」なので、先生だけのにしました。
それにしても、図々しくメールして良かった!
先生、本当にありがとうございました。

私は「ケレンミ」という言葉が好きだ。実際に話している時にも結構使っている。だが、もしかして間違って使っているかもしれないと、調べてみた。

外連味(けれんみ)とは、 はったりを利かせたり、ごまかしたりすること。ケレン味。
けれんみの「けれん」は、江戸末期、歌舞伎で宙乗りや早替りなど大掛かりで奇抜な演出のことをいう。
漢字の外連は当て字。

なるほど。まあ、あってはいたが、こんな漢字だとは知らなかった。
 

■ 今日も朝から大荒れ! by富良野のオダジー 2013年03月10日(日)

  43,164 byte3月に入って、どうしちゃったんだろう。
雪と強風の日が多い。
今朝も雪かき。
自宅のまわりは除雪で押し上げた雪の山がいっぱい出来ている。
自分が作った山もあるが、市の除雪車が道路の雪を角々に積み上げていったものだ。
出来れば、玄関や車庫の前は広く空けてほしいが、雪が多すぎて、結果として随分狭められている。
車庫から車を出すときに、角に積まれた雪に車体を擦ってしまった。私の車はだいぶガタがきているから気にならないが、高級車ならこの状態は放置できないと思う。(良かった!高級車でなくて)
汗びっしょりかきながら、ヨロヨロになって、雪かきをしていたのだが、フッと思って「還暦過ぎの人の雪かき禁止命令を法律化したらいい」と妻に言ったら、「そうなったら、家に閉じこもりきりになって、かえって病気になるじゃないの」とひと言。
なるほど、そうかもね。
身体が動かせるうちは、ずっと雪かきは続けようと、還暦を目前にして、決意した次第です。
 

■ ガボール・ザボ「スペルバインダー」 by富良野のオダジー 2013年03月08日(金)

  53,250 byte今日は、午後にプラス4度まで上がったようだ。
そこかしこの屋根の雪が融けて、落下していることだろう。
フォーラムフラノの駐車場の雪も融けて、ところにより水溜まりが出来ている。
今朝もそうだったが、これで明日の朝に少し冷えると、“スケートリンク”のように、ツルツルになる。
今年は、雪融けが早いのか、遅いのか、分からない。「今年の雪融けは、早いぞ」って言っていた人がいたけれど、3月に入って何回か大雪が降って、すっかり少なかった降雪の帳尻があった感じだ。
今日の一枚は、ギターのガボール・ザボ「スペルバインダー」
先日BS放送で、カルロス・サンタナの特集をやっていて、その中でサンタナがこのアルバムについて話していた。このような音楽を作りたいとメンバー全員で聞いていたのがこのアルバム。
実際、サンタ自身の名を冠したラテン・ロック・バンド「サンタナ」初の全米1位獲得アルバム「天の守護神」(1970年リリース)に入っている、知らない人でも知っている?サンタナの大ヒット曲「ブラック・マジック・ウーマン/ジプシー・クイーン」のジプシー・クイーンはガボール・ザボの曲。
ガボール・ザボのことは、名前だけしか知らなかったが、調べると私が大好きなアルト・サックスのポール・デスモンドのCD「スカイラーク」に、ガボール・ザボが参加していた。
このCDは何回も聞いていて、いいギターだと思っていたのに、ガボール・ザボとは意識しなかった。
「Spellbinder」だが、これがいいのだ。
曲の中に、サンタナがカヴァーした、「ジプシー・クイーン」、ビル・エヴァンスの演奏で有名な「マイ・フーリッシュ・ハート」、そして「枯葉」など入っていて、一枚を通して楽しめた。
サンタナはジャズのミュージャンとも共演しているし、ジョン・コルトレーンを尊敬していたことも知られている。
ちなみに、私とヴィブラフォン奏者の浜田均がやっているラジオふらのの番組「オダジーとハマキンの富良野が好き!」の4月16日(火)17時からの放送は、サンタナの曲をかけながら進めます。
 

■ 今朝の空知川堤防 by富良野のオダジー 2013年03月07日(木)

  30,327 byte今朝6時の気温がマイナス17度とヤフーの天気予報に出ていた。
おそらく、今季最後の冷え込みだと思う。
昼間はプラスになって、夕方でも道路の雪は融けていた。
写真は、いつもの自宅近くの空知川堤防。
堤防を昇る階段は雪に完全に埋まり、誰かが昇った足跡も無かった。
幸い、長靴を車に積んでいたので、それに履き替え、雪が固まって硬くなっていそうなところを選んで昇った。
ぬかる事もなく、なんなく堤防の上に行けた。
いつもながら、きれいな芦別だった。
 

■ 美瑛 by富良野のオダジー 2013年03月07日(木)

  21,151 byte昨日は旭川に用事があった。
写真は、その帰りの美瑛(上富良野かもしれない)の風景。
天気が良かったので、夕焼けになる雰囲気はあった。どこか写真(絵)になる場所はないかと探しながらの運転だった。
国道237号線沿いにこの場所はあった。
ここは何回も通っているが、初めて撮影した。
何カットか撮って、真ん中の二本の木をアップにした構図も良かったが、これも気に入っている。
 

■ 工場の屋根の雪下ろし by富良野のオダジー 2013年03月07日(木)

  37,230 byte私の手に負えない工場の屋根の雪下ろしをプロの方がやってくれた。
二人がかりで、約2時間だったようで、その“馬力”には恐れ入る。
写真のように、下ろされた雪が屋根まで積みあがった。思ったより沢山の雪が積もっていたのだ。
やれやれ、これで工場が雪の重さで潰れる危険は無くなった。
あ〜、ありがたい!
 

■ 「ジョン・コルトレーン インタヴューズ」 by富良野のオダジー 2013年03月05日(火)

  68,046 byte今日は天気も良く、気温も上がった。道路の雪は融けていて、水溜りになっているところもあった。
新聞などで報道されているので、ご存知だと思うが、ほんの2、3日前に猛威を振るった「暴風雪」が信じられない。長年富良野に住んでいて、大雪や吹雪の経験を積んできているが、経験を凌駕する自然の脅威があることを今更ながらに実感した。
この一つ前のワイワイ日記で“予告”した通り、「ジョン・コルトレーン インタヴューズ」を少し紹介する。

インタヴュアーのコフスキーが「音楽は私に初めて、視界の外にあるものを気づかせてくれた。自分が生きている世界について考えるようになったのです。」と言ったことに対し、コルトレーンは「ああ、それこそ音楽の力だ。間違いない。絶対に。精神性に関する限り、この世には今の私にとって非常に重要なものが存在する。(中略)私は善を導く力になりたい。」、続けて「つまり、この世には悪しき力というものが確実に存在する。他者に苦しみを、世界に悲劇をもたらす力がそこにある。だから私はそれに対抗する力になりたい。善だけを導く力になりたい。」

もちろん他にも色々興味深い発言はいっぱいあったが、この発言は、やはりというか、コルトレーンの音楽の根底には「使命感」みたいなものがあって、それが聞くものに精神性の高い音楽として伝わるのだろう。
私は、2009年01月20日ワイワイ日記で、コルトレーンに言及している。
ちよっと恥ずかしいが、「オレはジャズを人生で聞いている。趣味で聞いているわけじゃない」などと言っている。
おそらく、コルトレーンの「善だけを導く力になりたい」に呼応しているのだと思う。演奏者がそういう気持ちで演奏している音楽だから、ただ単に楽しみとして聞く訳にはいかない。
だからと言って、窮屈とか苦痛とかではない。共感出来る喜びがある。人は共感することに幸せを感じるものだと思う。
なんか、コルトレーンのことになると、ちょっと違うスイッチが入るようで、失礼しました!
 

■ ジョン・コルトレーン「Live at Village Vanguard Again」 by富良野のオダジー 2013年03月04日(月)

  67,545 byte台風一過のような感じで、今朝は昨日までの雪と強風がウソみたいな穏やかで真っ青な空!
今日も少し早く起きたので、少し早くフォーラムフラノに来た。やることはいっぱい溜まっているが、ちょっとズルして、ジャズを聞いた。
次のワイワイ日記で紹介するが、「ジョン・コルトレーン インタヴューズ」という本を読み終えた。トイレに置いといて、ちょっとずつ読んでいたものだ。
その影響もあって、やっぱり、コルトレーンが聞きたくなった。今朝聞いたのは、「Live at Village Vanguard Again」
1966年録音のかなり激しい演奏のCD。コルトレーンが亡くなるのは1967年なので、前年ということになる。
この時期のコルトレーンは“普通”には聞けない。それなりの覚悟が必要である。
「ダメなら、途中で止めればよい」と決心してかけた。それが、最後まですんなり聞けた。
今更ながらだが、コルトレーンを聞くには、コルトレーンと一体にならなければならない。つまり、「イェッー」とか声をかけて、軽い気持ちでスイングする音楽ではないのだ。
あるイメージが浮かんだ。
地下の防音された部屋の真ん中に、私が一人座っている。そこにあるものはオーディオシステムだけ。もちろん「大音量」である。
音に埋め尽くされた、薄暗い空間の中で、音そのものに身をゆだねる。
よく、「何か一つだけ願い事が叶うなら、あなたは何を望みますか?」みたいなシチュエーションに出会うことがあるが、今日の私なら迷わずに、このイメージした部屋とオーディオシステムがほしいと答える。
まったく実現不可能な“夢”でもないと思う。まあ、還暦を目前にして、また新たな目標が一つ増えたという感じだ。
あ〜、果たして、間に合うか。(残り時間は、そんなに多くない。トホホ・・・)
 

■ 今朝も雪かき by富良野のオダジー 2013年03月03日(日)

  40,068 byte昨日の夜は、雪と強風。
特に風の強さは凄まじく、店全体を揺らしていた。
閉めている入口のドアのわずかな隙間にまで風が入り込み、ドアをこじ開けた。
お客さんが居るのに、慌ててドアの鍵をかけた。
今朝は案の定、吹き溜まりがそこかしこにあり、3日続けての雪かき。
それが終わってから、工場の屋根の雪を少しでも下ろそうと、屋根に登った。
軒先の雪を落としたら、もう、ギブアップ。
思った以上に雪が積もっていた。深いところでは1メートルはある。
すぐに、知り合いのプロの人に電話した。
2、3日中に、下ろしてくれるとのこと。
あ〜、疲れた。
 


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