■ エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)か、ユウゼンギク(友禅菊) by富良野のオダジー 2010年09月23日(木)

  115,844 byte今日は、寒い!
午前中は、一桁の気温だったと思う。夕方に、こっそり、電気ストーブのスイッチを入れた。(体を動かせば、暑いと思うが・・・)
昨日は、高速道路無料の恩恵を受けてしまった。
午前中、旭川の神居(カムイ)に用事があった。
いつもなら、用事が終われば、そのまま旭川の市街に入って、イタリアンでも食べて、富良野に戻る感じだ。
しかし、昨日は旭川鷹栖ICから札幌に向かった。札幌まで約130キロ。
旭川鷹栖ICから岩見沢ICまでの高速料金が無料だった。岩見沢ICから札幌ICまでは1000円かかったが、通常だと、3250円だと思う。
以前に、2、3回、この高速道路を走ったことがあるが、車の量が、やはり、多いような気がした。
聞くところによると、高速道路の無料化でお客さんが増えたところと、そのお陰で減ったところがあるそうだ。
車の流れが変わるからだろう。
富良野にとっては、プラスに働いたと思うが・・・。
写真は、上富良野で撮影したもの。
昨年も、とうとう名前を確定できなかったが、今年も調べたが、エゾノコンギク(蝦夷野紺菊)か、ユウゼンギク(友禅菊)か、決められなかった。
もの凄くいっぱい咲いていた。
 

■ マムシグサ by富良野のオダジー 2010年09月21日(火)

  80,865 byte「サラシナショウマ」に続く、本日の麓郷の森、草花の第二弾。
これも、妻からの情報だ。
最初は、1、2本だけが、ニョキッと生えていると言っていたが、良く見ると、まわりに何本かあった。
実の赤の色が鮮明で、ちょっと、オドロオドロしい感じがするが、もの凄い存在感だ。
これが一面に生えていたら、強烈なインパクトがあると思う。
種を取って、ばら撒いたら、増えるのだろうか?

マムシグサ(蝮草)
・サトイモ科テンナンショウ属。
・耐寒性・非耐乾性・多年草(宿根性)。
・晩春〜初夏、林の木陰で、仏炎包(ぶつえんほう)という頭巾のような花をもつグロテスクな植物。
・名前の由来は、花(仏炎包)の形がマムシが舌を出したたようだという説、偽茎(ぎけい)がマムシの模様ににているからという説がある。
※偽茎とは、多数の葉鞘が次々に重なって、外見が茎のようにみえる部分。

なんとなく違和感があるのは、ドギツイ色が、南洋の植物っぽい感じがするからだろうか?
 

■ サラシナショウマ by富良野のオダジー 2010年09月21日(火)

  108,369 byte久し振りの草花(雑草)の紹介だ。
昨年は、これでもかっ、これでもかっ、というぐらい草花を紹介したのにね。
今年は、いつもない余裕が、とくになくて、なかなか草花に目がいかなかった。
今朝、倒れた樹の片付けなどのために、麓郷の森に行った。
仕事が終わった後に、妻が「カメラ、持ってきた?」と聞いた。
もちろん、持っている。備えあれば、患いなした。(うれいは、憂いじゃなくて、患いなのだ)
運転免許証とサイフ、そしてデジカメは、私の必需品だ。
「昨日、お客さんに教えてもらって、さっき見つけたんだけど、サラシナショウマという花が咲いている。写真に撮る?」
「そりゃ、撮るよ。ワイワイ日記に載せるよ」
麓郷の森には、色々な草花が咲いている。いつか、「麓郷の森草花図鑑」を作りたい。(いつもこんなこと言ってる気がするが・・・)

サラシナショウマ
・キンポウゲ科の植物の一種。
・学名Cimicifuga simplex。
・多年生草本。
・名前の「サラシナ」は若菜を茹で水にさらして山菜として食したことに由来する。
・升麻(ショウマ)という日本薬局方に収録された生薬で、解熱、解毒、抗炎症作用がある。
 

■ 「ゴー! 」 by富良野のオダジー 2010年09月20日(月)

  45,721 byte一昨日ぐらいから、さすがに、富良野は涼しく(寒く)なった。
でも、身体はまだ、異常な暑さが続いたせいで、寒さをすんなり受け入れない感じだ。
つまり、表面は寒いけれど、身体の芯(しん)がまだ暑いと言うか、寒さを疑っていると言うか・・・。
まあ、どちらにしても、刻一刻、長〜い冬に向かっていることは間違いない。
冬になったら、今度は、寒い、寒いを連発しているだろう。
まあ、そういうもんだ(なんの、納得?)

久し振りに、いつもメールをいただく先生からメールが届いた。先生は、東京で教師をしているのだが、一年前に、ひょっこりフォーラムフラノを訪ねてくれて、今では、すっかり“ジャズメール仲間”だ。
9月12日のワイワイ日記の「ゲッティン・アラウンド」を読んでのメールだった。

『デクスター・ゴードンの「ゲッティン・アラウンド」は聴いたことがありません。「黒いオルフェ」、どんな演奏か聴いてみたいです。
私のスタートは「GO!」“CHEESE CAKE”です。出だしも印象的だったし、鳴り続けるハイハット、ラスト1分強あたりのソニークラークのピアノとビリー・ヒギンズのドラムとの、ちょっと後乗りの掛け合いなんか最高です。
「DADDY PLAYS THE HORN」っていうアルバムがありますが、“DARN THAT DREAM”や“AUTAMN IN NEW YORK”みたいなバラードと、タイトル曲や“YOU CAN DEPEND ON ME”のような乗りの良い曲が入ってます。まぁ、無難なアルバムってところでしょうか。』

「GO!」を聞いてみた。
「あ〜、CHEESE CAKEって、この曲ね」っていう感じで、聞き進んでいった。これがいいのよ。
9月12日のワイワイ日記では、『ブルーノートレーベルでは、有名な「アワ・マン・イン・パリ」も「ゴー!」も聞いているが、ピンとこなかった。』と書いたのに。
ピンときてしまった。
言い訳?をすると、ジャズでは、よくこういうことが起きるのよ。
ある一曲(ここでは、黒いオルフェ)がすごく気に入って、「あっ、そういえば、この人(ここでは、デクスター・ゴードン)の他のアルバム(ここでは、GO!。しつこい!)も持っていたなぁ、聞いてみよう」と、聞き返すと、それからすっかり好きになっちゃう。

写真は、今朝の、自宅近くの空知川。
ゆっくり、散歩できる日は来るのでしょうか。(なんの結論?)
 

■ 悲しいときは、悲しまなくては by富良野のオダジー 2010年09月16日(木)

  66,723 byte昨日の夜9時過ぎ、突然、携帯が鳴った。
ちょうど、自宅に戻って、すぐだ。
電話の主は東京在住の、友人、いや、「オイ!」と呼べるほど軽い関係ではない。知り合い、いや、知り合いというには、知りすぎている。先輩、いや、イメージ的にはそんな感じだが、年齢的には後輩に当たる。先生、いや、会話の中でたまに口を滑らせてしまうことがあるが、本人は、先生と呼ばれるのを好まない。
まあ、間柄はともかく、尊敬できる人には間違いない。
このワイワイ日記を見てくれていて、私の父が亡くなったことも知っていた。
「小田島さん、今は忙しさにまぎれて、お父さんのことをあまり考えないようにしていると思うけど、悲しいときは、ちゃんと悲しまなくては駄目だよ」
「ちょうど昨日、四十九日の法要だったのです。私にとっては、行事やイベントを無事終わらせるような感覚で、悲しいとか、そんな・・・」
「私も父を7年前に亡くした。その時、小田島さんと同じように、なんとか誤魔化していたが、突然、父に対する思いがこみ上げてきた。言いようがないが、ガクッときて、鬱病のようになった。気がついたら、電車に飛び込みそうになっていたこともある」
「・・・」
「そうなったら、まず、車の運転を控えること。そして、とことん悲しむこと、分かった?」
私は、丁寧にお礼を言って、携帯を切らせてもらった。
写真は、「空知川ラベンダーの森ゴルフコース」の練習場。
毎年9月、東京の友人グループが札幌にゴルフ旅行にくる。私は10年近く、毎回ゴルフに参加している。
ここ数年は、このゴルフがその年の唯一のプレーだったりする。今回も参加する予定だが、やっぱり、今年初めてのプレーになる。
スコアなど、気にするレベルにないが、あんまり恥ずかしいプレーも出来ないので、早朝練習にきた。(練習も今年初めて!)
体が全然反応しない。イメージもでない。
案の定、ボールに当たらない。
ゴルフって、ホントに難しい。
でも、一年に一度の友人との再会は、とても楽しみだ。
 

■ 9月も半ばなのに、暑い! by富良野のオダジー 2010年09月15日(水)

  30,803 byte直射日光がけっこう強く、30度を越えたと思わせるほど暑かった。
9月の半ばで、この暑さはない。絶対に、ないっ。
写真は、午前中に、上富良野で撮ったもの。
この場所は、いままでも、何回も撮っているが、やはり、惹かれるものがある。
一体、何に、惹かれるのだろう。
 

■ 「ゲッティン・アラウンド」 by富良野のオダジー 2010年09月12日(日)

  35,692 byteネットで色々見ているときに、テナーサックスのデクスター・ゴードンの「ゲッティン・アラウンド」のことが出てきた。
『「黒いオルフェ」の名演で知られる巨人デクスター・ゴードン最大の人気アルバム』と書かれていた。
デクスター・ゴードンは、何枚か持っているが、キライではないが、結果として、あまり聞いてないので、そんなに好きではないのかもしれない。(どっちなんだよ!)
一つには、デクスター・ゴードンに関して、「あのアルバムの、あの一曲」というのがないからだと思う。
ところが、あったのだ。
ゲッティン・アラウンドの黒いオルフェ。
黒いオルフェの有名なテーマを吹いた後の、アドリブにすっかり参ってしまった。
なんというか、いいんだよねぇ。
淡々と吹いているのだけれど、フレーズが印象深いというか、「人気アルバム」と言われるだけはある。
知らなかったなぁ、ブルーノートレーベルでは、有名な「アワ・マン・イン・パリ」も「ゴー!」も聞いているが、ピンとこなかった。
やっぱり、曲は大事だよねぇ。
自分の大好きな曲が一曲でも入っていたら、アルバムの印象はガラッと変わってしまう。
黒いオルフェのアドリブは、いいねぇ。
 

■ 麓郷 by富良野のオダジー 2010年09月12日(日)

  49,287 byteタマネギの収穫は、富良野全体ではピークは過ぎたと思うが、色々なところでタマネギを目にする。
まだ畑にそのままあるタマネギ、収穫最中のタマネギ、畑のコンテナに詰められたタマネギ、農協の倉庫に集められ高々と積み上げられたコンテナのタマネギ・・・。さすがにタマネギは、富良野の主要作物という感じがする。
先日も、東京の知り合いの方から、「富良野のタマネギはやっぱり、美味しい」と言われ、もうすぐ発送する予定だ。
富良野の農産物を誉められると、なんか、うれしい。
その方には、アスパラ→メロン→トウモロコシ→タマネギ・ジャガイモ→ユリ根のローテーションで、送らせてもらっている。あっ、甘〜い、プチトマトを忘れていた。昨年は、送ったのに。まだ、間に合うかもしれない。トマト農家さんに聞いてみよう。
写真は、おとといの麓郷で、タマネギの収穫をしていた。
今時期、天気が良いと、朝方にモヤがかかるので、ちょっと幻想的な感じになる。
 

■ 上富良野 by富良野のオダジー 2010年09月09日(木)

  38,461 byte昨日の上富良野の写真をもう一枚。
いかにも、秋!
どうでしょうか?
 

■ 蛾 by富良野のオダジー 2010年09月09日(木)

  40,754 byte今日はさわやかそのものの富良野だった。
今はもう、外に出ると、肌寒い感じだ。
やっと、富良野の“正しい”9月になったようだ。
この寒さのせいだろうか、昨日まで、今頃(午後7時前後)に、バタバタ大きな音をさせて、外灯のまわりを不気味に沢山飛んでいた蛾「クスサン」が、今は一匹(一羽?)もいない。
うれしい!
店に入ったもんなら、大騒ぎだ。すぐに、ハエタタキを持って、やっつけなければならない。
今月に入ってから、侵入されたことが何回かあった。夜になっても暑かったので、窓を閉め切るわけに行かなかった。
クスサンよ、このままいなくなってくれ。お願いします。
蛾の話をもう少し。
「マイマイガ」のことである。
マイマイガはここ2、3年、大量発生した。今年もいることはいたが、昨年、一昨年と比べれば、かなり少なかった。
10年周期で大量発生すると言われていたので、一応周期が終わったと、喜んでいたのも束の間、今度はクスサン。
フォーラムフラノに関しては、クスサンの方がマイマイガより、迷惑度は高かったような気がする。
写真は、昨日、旭川に用事があって、その帰りに撮ったもの。上富良野だ。
クスサン、マイマイガのことを下記に。
●クスサン(楠蚕、Caligula japonica)
・チョウ目・ヤママユガ科のガの一種。身近に生息する大型の蛾。成虫は開張100mm以上、褐色の大きな翅をもつ。
●マイマイガ (舞舞蛾、 Lymantria dispar)
・約10年周期で大発生を繰り返す性質があり、その際にすさまじい個体数と旺盛な食欲であらゆる草花、樹木の葉を食い尽くすので森林害虫として非常に有名である。なお、大発生する仕組はよくわかっていない。
・もともと分布していた地域には寄生バチや病原菌、ウイルスといった天敵がいるため、こうした大発生が起きても自然に治まるが、その仕組みもまた判然としていない。
 


- Web Diary UpVersion ver 1.30 -