■ 旭山動物園「ペンギンの散歩」 by富良野のオダジー 2008年01月10日(木)

  43,634 byte一昨日、旭山動物園で“噂”の「ペンギンの散歩」を見てきた。
お正月休みが終わった平日にもかかわらず、けっこう大勢のお客さんがいた。
それでも、「今日は、あんまりお客さんがいないので、ラッキーだよ」と、ペンギンの散歩を見ているときに、係員の人に言われた。
混む日だと、人で溢れかえり、ペンギンの散歩ではなくて、人間の行列を見ることになったかもしれない。
今回も、再認識したが、動物を見ると訳もなく笑ってしまう。これって、なんだろう。
それと、言葉は通じないのに、「オイ!」とか、声をかけてしまう。
私のように、犬とか猫を飼ったことがないものでも、動物たちを見てると心がなごむので、動物好きの人たちにとっては、たまらないと思う。
旭山動物園は凄い!
 

■ ソニー・スティット「シッツ・イン・ウィズ・オスカー・ピーターソン・トリオ」 by富良野のオダジー 2008年01月07日(月)

  45,487 byteもう正月から一週間が過ぎた。あっと言う間だった。
今年の正月は子供たちが三人とも帰ってきているので、家族がちょっと昔に戻ったような雰囲気になっている。
なんだかんだ子供と話していると、ずっとこのままで時が過ぎていくように錯覚してしまう。あと2、3日もすれば、子供たちはいなくなり、娘はいよいよ4月から就職なので、完全に親から離れることになる。
親が面倒を見ている子供という意味での家族の正月は今年が最後だ。来年になれば、双子の息子たちも独立する。
親として一つの大きな区切りになる。もちろん、うれしいし、ホッともする。ただ、私にはやることがまだまだ山ほどあるので、ホッとしてはいられない。子供の成長の感慨にふけるヒマもないのだ。負け惜しみではなく、これは、やっぱり、これで、いいことなんだと思う。自分のことで精一杯で、必要以上に子供のことを考えられない、考えない。
今日のジャズは、サックスのソニー・スティットの「シッツ・イン・ウィズ・オスカー・ピーターソン・トリオ」
ソニー・スティットのアルバムでは、「テューン・アップ」が大好きで、どういう訳かレコードが2枚あった。間違ってダブって買ってしまうほど好きだった。テューン・アップ以外でも、スティットのアルバムは何枚かあるのだが、ピンとこなかった。
ソニー・スティットは、朗々と、どこまでも朗々と吹き切る感じが気持ち良いのだけれど、「シッツ・イン・ウィズ・オスカー・ピーターソン・トリオ」は正に吹き切っている。ワンホーンで、しかもバックがオスカー・ピーターソン・トリオで、申し分なし!
オーネット・コールマンを聞いたり、ソニー・スティットを聞いたり、やっぱり、ジャズって、素晴らしい!
 

■ ゴールデン・サークルのオーネット・コールマンVol.1 by富良野のオダジー 2008年01月06日(日)

  37,312 byteちょっと遅れたが、今年のジャズの「聞き初め」は、フリー・ジャズの歴史を切り開いたオーネット・コールマンの「ゴールデン・サークルのオーネット・コールマンVol.1」
このCDは先月買っていたが、最初の1,2曲を聞いただけで、そのままにしておいた。それなりの“覚悟”がないと、オーネット・コールマンは聞けない。
天気のいい朝に、モーニングコーヒーを飲みながら、軽快に聞ける音楽じゃない。「よし、聞くぞっ!」と、勢いをつけないとならない。
CDを聞く時間なんて、ほどんどないのに、何が悲しくて、尻込みする気持ちを鼓舞させてオーネット・コールマンを聞かなくちゃいけないのか。
良く言えば向上心、フツーに言えばスケベ心、つまり、「もしかしたら、今まで知らなかった、夢のような世界と出会うかもしれない」という期待。こうやって、ジョン・コルトレーンとも、アート・ペッパーとも、ソニー・クリスとも出会ったのだ。
まあ、「宝さがし」のようなもの。そのために、一度しか、いや1、2曲しか聞かないかもしれないレコードやCDを買い続けているのだ。
私はコルトレーンの最後の方のフリーなものや極端なフリー・ジャズまで聞いていたし、アルバート・アイラーなんて大好きだし、坂田明だって好きだ。フリー・ジャズに対してはまったく違和感も、抵抗感もない。それなのに、フリー・ジャズの代名詞にまでなっているオーネット・コールマンはまったく聞いていなかった。
緊張とともに、「ゴールデン・サークルのオーネット・コールマンVol.1」をCDプレーヤーに入れ、PLAYボタンを押した。
私がジャズを夢中で聞いていた昔に、どうしてオーネット・コールマンを聞かなかったのか、理由がすぐ分かった。
“熱く”ないのだ。クールなのだ。私はフリーと言えば、メロディがどうの、リズムがどうのではなく、とにかく良い悪いは別にして、エネルギーだけは伝わってくる、伝えたい音楽だと思っている。オーネット・コールマンは、言ってしまえば、知的でクールなフリー・ジャズだ。この音楽はコルトレーンに没頭していた時には、スルーする音楽だ。
コルトレーンは、いつも熱い。あっ、ついついコルトレーンと比較してしまう。オーネット・コールマンである。
「オーネットが生み出した新しい音楽は、賛否両論となる。ミュージシャンの間でも、ジョン・ルイスが在籍するモダン・ジャズ・カルテットのメンバー達から高く評価される一方、マイルス・デイヴィスやマックス・ローチからは批判された。」とどこかに書いてあったが、評価の分かれ目は、私が感じた「知的でクールなフリー・ジャズ」と関係あるような気がする。
まだ、1枚のCDだけで、すべてを決め付けるわけにはいかない。もう何枚か、オーネット・コールマンの有名なCDを聞いてみようとは思っている。それがいつになるかは、今のところ分からない。ただ、ジャズを聞き続ける楽しみは増えた。オーネット・コールマンを深める楽しみが。ジャズは本当に奥が深い。
今後の楽しみ(老後の楽しみかもしれない)といえば、エレクトリック楽器を導入したマイルス・デイヴィスの1960年代末期のアルバムも手付かずだ。
「ビッチェズ・ブリュー」に衝撃を受けながら、その前後の「イン・ア・サイレント・ウェイ」「マイルス・イン・ザ・スカイ」などはまったく聞いていない。理由が何かあるのか、偶然なのか、自分でも分からないが、とくかく聞いていない。
探せば、まだまだいっぱい「未知の領域」があるだろう。
ああ、ジャズを聞く時間がほしい!
 

■ モノトーン by富良野のオダジー 2008年01月04日(金)

  25,887 byte富良野は雪が降っています。
会社に来る途中、景色を見ながら「モノトーンだなぁ」というフレーズが口をついて出た。
会社を少し通り越して、ちょっと行ったところで車を停めて、シャッターを切った。

ワイワイ日記に書きたいことは沢山あるのに、時間がとれなくて書けない。
ジャズのことももちろん書きたいけど、今年はあるテーマで、エッセイ風に連載したいと思っている。
そのあるテーマとは、「罰(バチ)の思想」。私がこれまで生きてきて、自分なりの考え方、言ってしまえば私の哲学(相変わらず、オーバーだね)を書くつもりだ。
期待する方、ご期待ください。
 

■ あけましておめでとうございます by富良野のオダジー 2008年01月01日(火)

  61,476 byteあけましておめでとうございます。今年もオダジーのワイワイ日記をよろしくお願いします。
昨日はフォーラムフラノ、麓郷の森とも午後5時で閉めさせていただき、紅白歌合戦を見ながらおせち料理を食べるという、日本の正しい年越しをした。
今日は朝9時前に、富良野神社で初詣をして、おみくじを引いた。
なんと!「大吉」。これは本当にうれしい。おそらく、人生で2度目か3度目の大吉だと思う。毎年引いていたわけではないので、私の確率は分からないが、大吉はめったやたらには出ない。
今年は色々な意味で節目の年だし、重要な年だと思っているので、大きな励みになる。
「運勢が非常に良くなり、物事が順調に運びます。新しいことを始めたり、重大な決断をする時があっても、今のあなたならきっと正しい選択をするでしょう。」と書いてある。
今日はフォーラムフラノにも沢山のお客さんが来てくれたし、今年こそ良い年にしたいと心から願う、元旦でした。
 

■ 風速40米 by富良野のオダジー 2007年12月30日(日)

  49,123 byte昨日は一日中大荒れだった。雪はそれほど降っていないのだが、風がもの凄かった。
私は風が強く吹いたときに、「石原裕次郎」「秒速30メートル」というフレーズが浮かぶ。これはもう、子供のときからだ。
おそらく、石原裕次郎が主演した映画のイメージがトラウマのように擦り込まれたのだろうと、なんとなくは思っていた。
それでネットで調べてみた。「石原裕次郎 映画 秒速30メートル」とヤフーに入れてみた。思ったものがヒットしない。もしかして、「嵐を呼ぶ男」の中でのセリフかなにかかもしれないと、入れてみたが納得できるものにヒットしない。
色々やっているうちに、「風速40米」にヒットした。なんだ、秒速でなくて風速か、30メートルでなくて40米か・・・。
1958年(昭和33年)、私が5歳のときの上映だ。リアルタイムでは見ていないと思う。当時の石原裕次郎は一世を風靡していたので、なんらかのメディアで目にし、記憶に擦り込まれたのだろう。石原裕次郎はそれほどインパクトが強かった。
写真は今朝のもの。昨日はゴンドラもリフトも止まったかもしれないが、今日は晴天で、気温も暖かい。絶好のスキー日和だ。
年末年始に、富良野に来てくれているお客さんに満足してもらうためにも、天気は良くなって欲しいよね。
 

■ 富良野マイナス24度 by富良野のオダジー 2007年12月28日(金)

  37,767 byte昨日の夜、オーストラリアのお客さんが3組も来てくれた。そのうちの2組の方は、ワインも飲んで、帰りには「鳴雪・書Tシャツ」も買ってくれた。
国際交流はありがたい。
私も海外に行った時、小さな街のレストランに入ったことがあるが、都会の大きいレストランより、ずっと心に残っている。
その国の普通の人の“息づかい”が伝わり、観光名所を見るより、外国を感じられる。
フォーラムフラノも、そんな風に感じてくれたらなぁと思っている。
写真は、昨日の朝の一枚。
昨日の朝方はマイナス20度を超えたようだ。空知川沿いにある木々が凍って、真っ白になっていた。
この白さの美しさは、他にないような気がする。
神様は、死にそうになるぐらいの寒さを与え、その一方でこの世のものとは思えない美しい景色を与える。
寒さを恨むのか、美しい景色に感謝するのかは、人それぞれだと思うけど、私は美しさに感動する心をいつまでも持っていたいと思う。
なんちゃって!(ここはやっぱり、なんちゃって!でしょう・・・)
 

■ 富良野もクリスマス by富良野のオダジー 2007年12月24日(月)

  55,821 byte今日はクリスマス、もちろん朝から働いています。
これは昨年の12月24日のワイワイ日記の出だしだ。もちろん今年も朝から働いている。
昨年のクリスマスは何を書いたのかなぁと思って、「ワイワイ日記一覧へ」をクリックし、「 2006年12月」をクリックした。
昨年の今頃は、フォーラムフラノをオープンしたばかりで、バタバタしていたのを思い出した。ワイワイ日記は一年以上経ったので、「昨年の今頃は・・・」という感じで、けっこう見ている。書き続けることの、功徳(くどく)だなぁなんて、ちょっとしみじみする(相変わらず、オーバー)。
写真は、フォーラムフラノの2Fに上がって正面の壁(ピクチャーレールを囲っている木枠)に、ジャズのCDを並べてみた。50枚以上は並んだ。
お客さんが料理が出るまでの待ち時間に、何となく眺めてほしいと思った。
昨日パッと思いついて、手当たり次第に並べたので、どのCDを選ぶか、順序はどうするか、あまり考えなかった。
今並べているCDケースの中にはCDソフトが入っている。昨日、CDケースを注文した。それにジャケットだけを入れて並べ直すつもりだ。
CDソフトはいままでのケースにそのままにして、もし、お客さんが「あのCDを聞きたい」と指さしたら、すぐに聞かせられるようにしたいと思っている(あんまりいないとは思うけど・・・)。
フォーラムフラノのような仕事で大切なのは、お客さんとのコミュニケーションだと思っている。それは、直接しゃべることも大切だけれど、お店に置いてあるものや雰囲気も重要なコミュニケーションのひとつだと思う。
そう願って、画集や絵本を並べ、壁面には書(しょ)やレコードジャケットをかけている。
私の勘違い、大きなお世話でなければ良いのだが・・・。
 

■ うれしいお客さん by富良野のオダジー 2007年12月20日(木)

  38,577 byte今日の夕方、フォーラムフラノに来てくれたお客さんから、写真のように「自転車」を2台いただいた。
一昨日も来てくれて、その時はお二人だったが、今日はご家族4人で来てくれた。
両日とも私は応対していないが、一昨日はスタッフのタコちゃんから、「美味しいと言っていただきました」という話は聞いていた。
今日は妻が対応したのだが、帰りぎわ「とても感じの良い店なので、また来ました」と言われ、自転車を手渡されたそうだ。
おそらく、スキーをしにきたご家族だと思うけれど、こういうことは、私たちの励みになるし、うれしい。
いよいよ、来週ぐらいから、スキー場は賑わうだろうが、気合を入れて、お客さんをお迎えしたいと思う。
 

■ 近くの朝日ヶ丘公園 by富良野のオダジー 2007年12月18日(火)

  35,751 byte今日も雪が降っていた。フワフワの雪がいい感じだったので、フォーラムフラノのすぐ近くの公園で写真を撮った。
し〜んとした雰囲気で、けっこう“絵”になるでしょう。
昨年以上に、冬の写真を撮ってみたいと思っているので、ご期待ください。
 


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