■ さくらんぼ、続報 by富良野のオダジー 2007年06月02日(土)

  63,723 byte昨日の富良野は天気が良く、夏のような暖かさになった。
そんな太陽が容赦なく照りつける中、オダジーは畑に出て、苗木を植える手伝いをしたのだ。あぁ、暑かった!
写真は、前富良野だけをバックに、凛々しく立っている、さくらんぼだ。
この木がある程度の大きさになり、果実が収穫できるまでには、7年ぐらいかかるそうだ。うむッ、オダジーは60歳を越えてしまう。
しかし、今回一緒に、ブルーベリー、桃、スモモも植えた。ブルーベリーだと、今年中でも実がなるそうだ。
桃、スモモも、いわゆる「桃栗三年柿八年」で、割と早く成長するので、畑に関わっていると意外と7年なんてすぐ経ってしまうかもしれない。でも、60歳、トホホ・・・。
とにかく、さくらんぼも、ブルーベリーも、桃も、スモモもみんな元気に育ってほしい。
 

■ さくらんぼ by富良野のオダジー 2007年05月31日(木)

  49,657 byte1月23日のワイワイ日記、「 さくらんぼ byオダジー 」に書いた、私も参加しているさくらんぼプロジェクトが本格的に動き出した。
このプロジェクトは、山形県東根市にある会社「天香園」の岡田専務が、「北の国から」の大ファンで、ぜひ麓郷の畑にさくらんぼを植えたい、という熱い思いから始まった。
私は、地元・富良野サイドのお世話役のような感じで、お手伝いしている。
昨日から、山形から自ら運んできた苗木を岡田専務を中心に天香園のスタッフが植えている。
何もなかった畑に、さくらんぼの苗木が300本、ブルーベリーが600本、“けなげ”に立っている。なんだか、いとおしいような、うれしいような、そんな感じだ。
このほかにも、桃とスモモが植えられる。
今後は色々な展開が考えられ、夢は広がるばかりだが、まずは、これからの暑い夏、秋の霜、そしてなにより寒〜い冬を元気に乗り切ってほしい。
私は、今のところ、祈ることしか出来ないが、徐々に岡田専務に教えてもらって、少しでも役に立つようになりたいと思っている。
ともあれ、このワイワイ日記で、苗木の成長なども、報告するので、応援をよろしくお願いします。
 

■ 大金持ちをランチに誘え! 世界的グルが教える「大量行動の原則」 byオダジー 2007年05月29日(火)

  47,372 byte27日の日曜日、フォーラムフラノはゴールデンウィーク以来の忙しさで、疲れたビィー(ふるッ)。でも、うれしかった!
飲食業は、お客さんが来てくれなければ、頑張りようもないので、とにかく、いっぱいお客さんに来てほしい!
実は、フォーラムフラノをオープンしてから、沢山のお客さんに来てもらうためには、どうしたらよいか、いつも考えている。
お店をやっている人は、誰でも私と同じだと思う。でも、考えれば、考えるほど、頭が空回りし、袋小路に入ってしまうことになる。
少なくても、私はそうなった。
そうこうしているうちに、たまたまネットで見た、大金持ちをランチに誘え! 世界的グルが教える「大量行動の原則」を、タイトルに惹かれて衝動的に買ってしまった。
今までも、けっこうこの手の本は買ってしまうが、読んでいる時は、「そうだ、そうだ」とテンションは上がるのだが、結果としては、何日かすると忘れてしまう。
この本にこんなことが書かれていた。
自分の仕事について、勉強しない人が多すぎる。コンサルタントの著者は、コンサルする時には徹底的に依頼者の仕事を調べ、終わってみると、その職業の誰よりも詳しくなった。関係の書籍や雑誌を読み、講演会、研修会への出席、同業者の集まりへの参加などもする。
これを読んだ時、ちょっと目からウロコだった。私は考えるだけで、実は、何もやっていないことに気付いた(厳しい〜ッ! 財津一郎?)。
今の環境で、すぐやれることは、まず、本を読むことだと思い、下記の6冊を注文した。まだ、届いてないが、手にしたら、片っ端から読んでいこうと決心している。「小さな飲食店 成功のバイブル―赤字会社から年商20億円企業までの軌跡」「メニューが飲食店を救う!―商品開発からメニュー表まで メニューのすべてを変える本 」「小さな飲食店真実の店長バイブル―集客と人材マネジメントの新常識」「小さな飲食店 お客のココロをガッチリつかむ法―「また来たい!」と思われるお店をつくる4つの法則と47のテクニック」「飲食店「儲かるメニュー」の作り方」
最後に注文した、飲食店「儲かるメニュー」の作り方の著者、大久保一彦さんには、実は、以前に何度かお会いしている。なんと! 一度は事務所にまで出向いて、お話を伺っている。
その時は、フォーラムフラノのことではなかったのだが、お話の内容も、具体的なアドバイスも、ちゃんと憶えている。
もちろん、フォーラムフラノにも役立つことばかりなのだが、この本を読んでもう一度、じっくり先生のご指導を受けようと思う。
さぁ、オダジーがどう変わるか、何をおっぱじめるのか、乞うご期待なのだ!
 

■ 勝手に私のベスト5!最終回 byオダジー 2007年05月26日(土)

  45,466 byteラジオふらの開局以来続けていた「勝手に私のベスト5!」が来週の月曜日で最終回を迎える。
数えてみると、全部で134回の放送になる。すごい!
2004年11月8日が第一回目で、その時の私のテーマは「ああ、ジャズってイイねえ、と言われると思うベスト10!」。どういう訳か、最初からベスト5!ではなく、ベスト10!といういい加減さ。
おそらく、選んでいるうちに5曲に絞れなくて、「まあ、いいや、ベスト10!にしちゃえッ」のノリで決めたんだと思う。
さて、最終回のテーマだが、やはりジャズにしようと思う。タイトルはそのままズバリ、「私の好きなジャズベスト5!」。
5位は「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」からユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ 、4位は「サキソフォン・コロッサス」から セント・トーマス 、3位は「レフト・アローン」からレフト・アローン、2位は「プレス・アンド・テディ」からオール・オブ・ミー、そして1位はやっぱりジョン・コルトレーンを選んだ。悩んだ末、私が最初に買ったジャズレコードの「ジャイアント・ステップス」からジャイアント・ステップス。
この5枚は、大好きでもあるが、よくも聞いた。これからジャズを聞こうとする人にもおすすめだ。
ジャズファンで、この5枚を通らない人は一人もいない。断言する。いない!
どんな番組になるか分からないが、私も楽しみだ。このベスト5!に感謝しつつ、ジャズにも感謝しつつ、終わりたいと思う。
でも、またジャズを中心とした新しい番組もやってみたいので、次のチャンスを虎視眈々と狙っては、いる。
 

■ 鳴雪「光(HIKARI)」 byオダジー 2007年05月25日(金)

  35,572 byte今回、麓郷の森に展示するために書いてくれた作品の中に、この「光(HIKARI)」があった。
初めて見たときは、「あぁ、光も書いてくれたんだ」ぐらいの軽い感慨しかなかった。
それは、新しい麓郷の森「鳴雪・書Tシャツ」が出来上がった後だったので、気持ちとしては、一段落していたからだと思う。
麓郷の森には、Tシャツになった文字だけを展示したので、光(HIKARI)はフォーラムフラノに飾ってあった。
それで、毎日、目にしているうちに、だんだん心に染みてきた。他の書にも感じることだが、鳴雪の書を見ているとなんとなく癒されるのだ。
鳴雪が大変な思いをして、50年間も打ち込んできた書が、結果として、見る人を優しい気持ちにさせるのは、不思議な気がする。
アート、芸術の不思議だ。
作る人が、とんでもない苦労や辛い経験をして、やっと作り上げた作品が、見る人にとっては、それとは対極の感情である、優しい気持ちや、癒された気持ちになる。
言ってしまえば、芸術家は自分の人生や命と引き換えに、見る人たちに幸福を与える。
なんか、知ったかぶりのオダジーが出てしまった。それより、光(HIKARI)の書Tシャツを早く作ろう!
 

■ 第39回北海へそ祭りポスター byオダジー 2007年05月24日(木)

  60,135 byte街のあちこちに、第39回北海へそ祭りポスターが貼られだした。
私としては、まだか、まだか、と待っていた。何故なら、今年のポスターは我がオフィスフラノで制作したからだ。
北海へそ祭りのポスターは、実行委員会主催のコンペで決まる。オフィスフラノも毎年エントリーしている。決まるときもあれば、落選するときもある。
ここ2年は残念ながら他社のデザインに決まっていた。
2004年には、絵本作家のかさいまりさんに描いてもらった、動物たちがへそ踊りを踊っているデザインが採用された。今回の採用は、それ以来ということになる。これで五回目だ。
さて、今年のデザインだが、麓郷の森「鳴雪・書Tシャツ」の村田鳴雪に書いていただいた「絆(KIZUNA)」という文字をメインにした。
デザインをしたのは我社専属デザイナー・高橋浩美さん。
絆は、北海へそ祭りの大きなテーマである、「母と子の絆」を意識した。
どうでしょうか? 富良野が誇るユニークな北海へそ祭りのイメージに筆文字がぴったりだと思いませんか? (自画自賛!)
ともあれ、7月28日、29日に開催される、北海へそ祭りが今年も大勢の市民や観光客で賑わい、大成功することを願います。そして、ポスターの評判もいいことを・・・。
 

■ 麓郷の森、あっ、木が倒れそう! byオダジー 2007年05月22日(火)

  72,887 byte一昨日の日曜日の朝一番に、麓郷の森からフォーラムフラノに電話がかかってきた。
なんとなく、リラックスしていた私に、「大変だ! 木が倒れそう!」と慌てている様子。
相手が慌てている時には、こちらは平静を装うのが、得策だと“学習”しているので、「あっ、そう、分かったこれから、そっちに行くわ」と事務的に答える。
先日修理しておいたチェーンソーを車に積んで、軽い気持ちで向かった。
麓郷の森に着いて、驚いた。根が半分めくれていて、今にも倒れそうだ。木の種類はカラマツだが、私が想像していたより、かなり大きい。
チェーンソーで、ババッと切ればおしまい、のノリで来たのに、“シロウト”には危険だし、出来そうにない。
これは、プロに頼んで切ってもらうしかないと、何人かの人に聞いてみたが、日曜日ということもあり、すぐには見つかりそうもなかった。
強い風もけっこう吹いている。倒れる方向によっては、電線を切る可能性がある。第一、お客さんに向かって倒れる恐れだってある。
けっこう、追い詰められた。打つ手がない!
色々考えた末、木の根元に麓郷の森にある小型のブルトーザーのバケットを置いて、重しにしたら倒れないのではと思った。これが意外とヒットだった。これで、すぐには倒れないようになった。
お客さんが近づけないようにロープを張り、みんなに注意して見ていてねと頼んで、私はひとまず、フォーラムフラノに戻った。
それから、ずっと一日、どうしょうか、考えていた。やはり、プロに頼むしかないか・・・。突然パッと、ひらめいた。
「長い二段梯子で、なるべく木の高いところにロープをかけて、ブルトーザーで引っ張って、倒せば・・・」思い浮かべると、出来そうな気がした。
麓郷の森がクローズする、その日の午後6時過ぎから、作業を始めた。
結果は写真の通り、無事に終わり、倒れた木はチェーンソーで切って、片付けた。
ちなみに、ブルトーザーを運転して、木を引っ張り倒したのは、妻のゆきえです。
残念ながら、私は運転したことがない!?
 

■ ジェットコースターの路 byオダジー 2007年05月20日(日)

  52,404 byte今日の富良野は、さわやかに晴れ上がった。
一昨日から富良野に来ていた姉夫婦が、今日東京に戻った。久し振りの帰省に両親は大喜びで歓迎していた。私も、その「お裾分け」で美味しいものを色々と食べた。
一昨日のワイワイ日記にも書いたが、旭川空港に迎えに行った時と同じように、「ジェットコースターの路」を通って、送ってきた。
写真は、そのジェットコースターの路。どうでしょうか?
けっこう、圧巻でしょう。
この路の両側の景色も素晴らしく、四季を通して、堪能できます。冬は、一部不通になります。
 

■ 「ジャズ・アット・マッセイ・ホール~フロム・オリジナル・レコーディングス」 byオダジー 2007年05月19日(土)

  53,801 byte昨日のベニー・カーターの話の続きみたいになるが、「ジャズ・アット・マッセイ・ホール~フロム・オリジナル・レコーディングス」も、知ってはいたが、“ちゃんと”聞いていなかった種類のCDだ。
1953年録音のこのCDも廉価版でなんと! 1,000円。ビクターから発売されている。おそらく、1,000円シリーズにリストアップされていなければ、このCDは一生聞くことはなかったと思う。
偉そうに言うと、常々、私は出会うものは、すべて「縁」だと思っている。人だって、美味しい食べ物だって、アートだって、ジャズだって。
「ジャズ・アット・マッセイ・ホール~フロム・オリジナル・レコーディングス」とは縁があったのだ。廉価版ということはあくまでもキッカケであって、出会うべくして、出会っているのだ。ああ、有難い!
かけた瞬間から、「おののいた」(漢字は戦いた、慄いた、どちらでも良いみたいだ)。チャーリー・パーカーのアルト・サックスの音にまず驚いた。ディジー・ガレスピーのトランペットの音が輝いている。
リズムセクションがまた凄い! ピアノがバド・パウエル、ベースがチャーリー・ミンガス、ドラムがマックス・ローチ。一曲目のマックス・ローチのドラムソロで、私は完全にノックアウトされた。
ジャズファンなら、先刻承知のスケの、有名なCDなので、「なにを今更」と軽蔑の目で見ると思うけれど、縁がなければ、目の前にあっても気付かないのだ。いや、聞いていても気付かないのだ。
写真は、むぎ焼酎「いいちこ」のポスター風に撮ってみました。真ん中の下のほうに、CDが写っている。
目の前の山の風景を見ながら聞くジャズは、やはり心に染みるのでしょうか?
 

■ ベニー・カーター「スインギン・ザ・トゥエンティーズ」 byオダジー 2007年05月18日(金)

  90,367 byte私の姉夫婦が富良野に来ることになり、今日、旭川空港まで迎えに行った。
旭川空港までは、冬にも紹介したが、「ジェットコースターの路」をいつも通る。この道は、地図に真っ直ぐ線を引いて、そのまま真っ直ぐな道を作りました、といういかにも北海道ならではの道だ。
そこを車で走りながら、アルト・サックスのベニー・カーターの「スインギン・ザ・トゥエンティーズ」を聞いた。
これがイイ。1958年録音で、「1920年代にヒットした名曲をモダンでスインギーなスタイルのジャズとして甦らせた」CDだ。
ベニー・カーターの名前はもちろん知っているが、“ちゃんと”聞いたことがなかった。
おそらく、全盛期といわれる時期はもっと前で、ベニー・カーターのベスト盤はこれだ、みたいなCDは他にあるだろうが、このCDの演奏を聞いていると、私の好きなアルトサックス、例えばアート・ペッパーなんかも、影響を受けているだろうなと思った。
ベニー・カーターを聞いていると、長い歴史があってはじめて、私の好きなジャズが出来上がったということが分かる。
モダンジャズの前に活躍した、コールマン・ホーキンス、レスター・ヤング、ベン・ウェブスターはもとより、名前だけは知っているがあまり聞いたことがない古いミュージシャンをちゃんと聞きたくなった。
このCDは、ユニバーサルクラシックが発売している1,100円シリーズのものだ。値段につられて買ってしまったのだが、大当たりだった。こういうCDに当たると、また色々欲しくなる。
特に最近は、このような廉価版が各社から沢山出ているので、あれも、これも、と迷ってしまう。
写真の桜の木は、旭川空港に迎えに行く途中にちょっと立ち寄った、龍さんの家のすぐ手前に咲いていたものだ。
今年は桜を色々見たが、白樺と桜の組み合わせは気に入っていたので、ついついシャッターを切ってしまった。
 


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