■ ジョン・コルトレーン「Live Trane The European Tours」  by富良野のオダジー 2008年05月19日(月)

  37,647 byteついに買ってしまった!
ジョン・コルトレーンの「Live Trane The European Tours」。なんと7枚組。
一昨年あたりから、気になっていて、一回CDショップで手に取ったことはあったが、その時はあきらめた。その後、「新・コルトレーンを聴け!」(原田和典著)を読んだときに、いよいよ欲しくなったが、その時もあきらめた。
「どうせ、買っても聞かないし・・・」と、自分に言い聞かせて。
ところが、30年前以来のジャズ的生活をしていると、どんどん過激なジャズが聞きたくなった。何年か前に、久し振りにジャズを聞きかえしたときは、まさかもう一度コルトレーンに、しかも過激なコルトレーンに惹かれるとは思わなかった。
青春の時にコルトレーンに魅せられた“トラウマ”としては、たまに聞いてはいたが、今回は“新たに”コルトレーンと対峙しようというものだ。
30年前に聞いていたときは、私は20歳半ば、コルトレーンは40歳で亡くなって、10年ぐらいが過ぎた頃。今の私はコルトレーンの歳をとっくに越えてしまっている。
私なりには、20歳半ばの当時よりは、人間的に成長したとは思っているが、奥の奥は何も変わっていないのかもしれない。少なくても、コルトレーンが40歳までに成し遂げたことの何十分の一も成し遂げてないのは事実だ(コルトレーンとの比較はなんの意味もないが・・・)。
コルトレーンのことに触れると、ついつい重い感じになってしまう。
まぁ、なにはともあれ、聞きますよ。7枚全部聞きますよ。
感想は、また・・・。
 

■ 朝は晴れてます! by富良野のオダジー 2008年05月18日(日)

  60,164 byte昨日のどしゃ降りがウソのような、さわやかな朝だ。昨日の朝も晴れていたので、安心は出来ないが・・・。(軽率なのに、疑い深い性格?!)
写真は昨日のワイワイ日記に書いたテラスのテント。右端にぶら下がっている棒をくるくる回して、出したりひっこめたりする。個人的には、このテントを出すと、店らしくなるので、好きだ。イメージとしてはパリのカフェ、なんちゃってっ。
最近物忘れが激しい。大袈裟でなく、毎朝、時計か、鍵か、携帯か、メガネか、の一つか複数、ひどいときは全部を探している。
事務所から用事で出かけるときも、一度で出られない。鍵を忘れたり、持っていくものを忘れたりで、事務所に戻ることになる。
言い間違いというか、思い違いというかも、しょっちゅうだ。
「もう一週間も経ったのか、ベスト・フレンズって何時からだっけ」と言ったら、「ベスト・フレンズでなくて、ラスト・フレンズでしょ、ベスト・フレンズだと普通の青春ドラマになっちゃう」と息子にからかわれた。
みなさん見てますか、長澤まさみさん、上野樹里さん、瑛太さん、そして水川あさみさんも出ている、フジテレビのドラマ「ラスト・フレンズ」。
久し振りに私はハマっています。
 

■ もう、どしゃ降りの雨 by富良野のオダジー 2008年05月17日(土)

  53,793 byte午前中は晴れていて、半袖姿で、お客さんに応対していた。それが、3時頃雨が降り出し、あっと言う間に、どしゃ降りになった。
カミナリも何回も鳴り、風も出てきた。慌てて、フォーラムフラノのテラスの日除けテントを片付けた。
このテントは、手動で回してクルクル仕舞うものだが、ほんの数分の作業の間に、びしょ濡れになってしまった。
濡れたまま店に戻ると、電話がかかってきた。
おそらく「麓郷の森」からだと思ったら、やっぱりそうだった。
大雨とカミナリの影響で停電したということだった。すぐに北電に電話をしたら、停電の地域があるが、今復旧しているというテープの声。
とにかく、麓郷の森に向かおうと、車に乗った。
まず、自宅に寄り、濡れた衣服を着替え、ゴルフで使う合羽(ゴアテックス)を着て、完全防備でいざ出陣という時に、携帯が鳴った。
停電は直り、雨も少し弱まったので、こちらは大丈夫とのこと。
ああ、良かった。
 

■ 上富良野の春景色 by富良野のオダジー 2008年05月14日(水)

  31,685 byteこれも昨日、美瑛に行く途中に撮ったもの。
つまり、富良野から美瑛に行く途中の“裏道”はいつ通ってもほんとうにきれいだ。
 

■ 中富良野の春景色 by富良野のオダジー 2008年05月14日(水)

  35,131 byte昨日、美瑛に行く途中に、撮影したもの。
すがすがしい気持ちになる景色だった。
 

■ アーチー・シェップ by富良野のオダジー 2008年05月14日(水)

  42,180 byte私のジャズ仲間というか、ジャズの先生というか、龍さんのところに、千葉から、龍さんのジャズ仲間というか、ジャズの先生というか(しつこい!)の人が龍さんの美瑛の自宅に遊びに来た。その友人を私に会わせたいと電話があった。
友人のことは、以前から龍さんに聞いていた。ジャズを通じて知り合い、なん十年もの間の親友で、今、現在も会うたびに、真ん中にジャズがあるという。二人は私なんか、足元にも及ばない、生粋のジャズファンだ。
早速、車を飛ばし、美瑛に行った。
龍さんたちは、がんがんジャズをかけながら、ビールを飲んでいた。
「ズルイ!」最初の感想である。昼間っから、ビールを飲んで、ジャズを聞く。これ以上の幸せを私は想像できない(相変わらず、オーバー?)。仕事と休みの区別のないボーダレスな生活をずっと続けているので、心底羨ましいっ。
あいさつもそこそこに、「このアルトサックス、いいでしょう」「このCDの2曲目がいいんだよ〜」、オジサン二人は完全にジャズモード、私も少し気後れしながら参入。
次から、次に、私の知らないCDをかけるが、流石に生粋のジャズファン、どれもこれもイイものばかり。私も徐々に打ち解け、旧知の友人のようになっていった(ちょっと単純?)。
けっこう会話が弾んだときに、「実は、私、アーチー・シェップが好きなんです」と、恐る恐る言ったら、いきなり手を差し伸べてきた。「ぼくも大好きです」と友人。それから、私の好きなミュージシャンの名前を色々挙げると、握手攻めになった。ジャズの先生に僭越ですが、私とジャズの趣味が近い。
ということで、今日ご紹介したいのは、サックスのアーチー・シェップとピアノのダラー・ブランドの「デュエット」
このアルバムは1978年に日本で制作されたもの。以前にも書いたが、この時代は日本のレコード会社が日本の企画で素晴らしいアルバムをいっぱい作っている。
なんといっても素晴らしいのは、B面1曲目(レコードなので)、当時ヒットした角川映画「人間の証明」のテーマ。
アーチー・シェップは、聞きようによっては調子っぱずれの音で、切々と訴えかける。普通に吹かない、“すれすれ”のオリジナリティこそ、ジャズの醍醐味だ。と思う。
私はあまりに「人間の証明」のテーマが印象的だったので、「レフト・アローン」がこのアルバムに入っているのを憶えていなかった。
「レフト・アローン」と言えば、サックスのジャッキー・マクリーンとピアノのマル・ウォルドロンのが“超”有名で、私も大好きだが、アーチー・シェップのレフト・アローンもなかなかのもんだ。
写真に「デュエット」のジャケットとともに、スピーカーが4本写っている。今日はフォーラムフラノが休みで、時間にちょっと余裕があった。それで、使っていないスピーカーを二階に運んでアンプにセットし、A+Bの状態で4本いっぺんに聞いてみた。なんとなく迫力が増したような気がするが・・・。
 

■ カーネル・サンダース by富良野のオダジー 2008年05月13日(火)

  47,500 byte「カーネル・サンダース―65歳から世界的企業を興した伝説の男」を読んだ。
本のタイトル通り、65歳からケンタッキー・フライドチキンを始めたところに惹かれて、ついつい買ってしまった。そして、忙しいのに読んでしまった。
最近、私は歳を感じることが多い。物忘れは激しいし、すぐ疲れるし、たいした障害物じゃないのにつっかかって転びそうになるし・・・。
私の仕事は、連続しているのもあるが、新しいものもある。連続しているのは、印刷物やホームページの制作、オリジナル商品の企画・製作など、新しいものはレストランでの厨房の補助や食器洗い、そして、さくらんぼやブルーベリーの苗木関係などの仕事。現在、まったく新しい仕事も考えている。
私は55歳だが、ほんとうに“この歳”で、仕事が続けられるのか、不安になることが多々ある。しかし、カーネル・サンダースは65歳からケンタッキー・フライドチキンを立ち上げ、世界的企業にした。65歳には、まだ10年もある。「私だって!」と、思わせてくれた。
1980年にもうとっくに亡くなっているが、カーネル・サンダースに感謝したい。
この本で、特に心に残ったのを下記に紹介します。
「働け! 一所懸命働くことが大事なのだ。働かなければ錆ついてしまう。世の中には働いて疲れ果ててしまう前に、錆ついて駄目になってしまう人のほうがずっと多い。もし、私が錆つくようなことがあれば、私は自分を叱るだろう」
「勝負事は勝つまでやめなければ絶対負けない。カーネルはそれまでの人生で何度となく失敗や挫折を味わっていたけれど、あきらめることをしない人だった。だから最後に人生に勝ったんだ」
 

■ 雪だ!続編 by富良野のオダジー 2008年05月09日(金)

  42,306 byte今朝の雪景色。
麓郷の森の近くの畑。麓郷地区は富良野市街より標高が高く、ちょっと寒い。
 

■ 雪だ! by富良野のオダジー 2008年05月09日(金)

  31,089 byte朝起きたら、「大きい雪が降っていたよ」と妻が言った。うっそー、という感じで外を見たが、地面が濡れているだけで雪はなかった。
写真は会社に行く途中撮ったもので、なるほど、そこまで雪が降っている。
こーなると、温暖化と言うより、異常気候と言う方がピンとくる。
今年の夏はどんな天気になるのだろうか・・・。
 

■ 「QUIET TRIANGLE」 by富良野のオダジー 2008年05月08日(木)

  36,174 byte私の友人の浜田均(はまだひとし)が新しいCD「QUIET TRIANGLE」を出した。
浜田はジャズのヴィブラフォン奏者で作曲もする。今回のCDも半分はオリジナル曲だ。まず、プロフィールを紹介する。
1953年北海道富良野に生まれる。6歳からマリンバを習い13歳まで続ける。東京都立大学理学部物理学科に進学、その傍ら早稲田大学モダンジャズ研究会に参加してヴァイブラフォンで演奏活動を始める。卒業後音楽の道を志し、東京芸術大学別科打楽器に進学して有賀誠門、高橋美智子に師事する。修了と同時に、猪俣猛のグループ「フォース」でプロデビューする。
1984/ピアニスト西直樹とのデュオ「メモリーズ・オブトゥモロー」(クラウンレコード)をリリース。1988/写真家・那須野ゆたかの風景ビデオ「彩(いろどり)の大地-Furano-」(オフィスフラノ)の音楽を担当。1989/漫画家・中山星香のイメージアルバム「花冠の竜の国」(ポリスターレコード)を制作。1991/ギタリスト・井上博とのユニット「デル・マーレ」で「オブ・ザ・シー」(J.V.C.)をリリース。1993/ジャズヴォーカリスト中本マリと「イン・スタイル・フイーチャリング/デル・マーレ」(J.V.C.)をリリース。1993/写真家・那須野ゆたかの写真集「夢のとき-Furano-」のイメージアルバム「夢のとき-Furano-」(オフィスフラノ)を全てオリジナル書き下ろしの曲で制作。1994/写真家・那須野ゆたかの風景ビデオ「夢のとき-Furano-」(オフィスフラノ)の音楽を担当。1998/画家・葉祥明との絵と音楽のコラボレーションCD「Furano Holy Hill」(オフィスフラノ)を全オリジナル曲で制作。2001/浜田均 with ガネーシャントリオ(pf/フェビアン・レザ・パネ、Bs/吉野弘志、Per/八尋知洋)で「FOX DANCE」(Cloud 9)をリリース。
ご覧の通り、富良野の出身で、私とは富良野東中学校で同級生だった。私の会社オフィスフラノとも一緒に色々な仕事をした。
プロフィールにもあるが、2種類のビデオ「彩(いろどり)の大地-Furano-」「夢のとき-Furano-」の音楽を担当し、「夢のとき-Furano-」「Furano Holy Hill」2枚のCDも制作した。また、CD「FOX DANCE」ではジャケットやブックレットのデザインなどをオフィスフラノが担当した。
今回のCD「QUIET TRIANGLE」には直接関わりはなかったが、Special Thanksで私の名前が載っている。それは、このアルバムのメンバー三人(Vib/浜田、Fl/赤木りえ、G/古川麦)が一緒に演奏するキッカケを私が作ったからだと思う。
一昨年のことだが、シーニックバイウェイ(地域と行政が連携し、景観や自然環境に配慮し、地域の魅力を道でつなぎながら個性的な地域、美しい環境づくりを目指す施策)の北海道フォーラムが富良野で開催されたとき、富良野を紹介する企画の中で、富良野周辺の風景映像をバックにこの三人が演奏してくれたのだ。
フルートの赤木さんは富良野に馴染みが深く、もう何回もコンサートを開いているので、富良野で親しくしている人も沢山いる。
ヴィブラフォンとフルート、そしてギター。浜田のオリジナル曲からクラシック、蘇州夜曲まで、静謐で透明感溢れるサウンドは、聞いていて心地よく、浜田ワールドが心ゆくまで楽しめる。
今年の夏以降になると思うが、この三人のコンサートが富良野で開催される予定だ。CDともどもよろしくお願いします。
CDはフォーラムフラノでも取り扱う予定です。
 


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